階級を分けて欲しいスポーツ

格闘技系のスポーツは、体重別の階級制になっている事が多いです。

例えば男子柔道は60kg級から無差別級まで、8つの階級に分かれています。

体重差は筋力や技術でカバーできる場合も無いわけではありませんが、柔道などは基本的に相手を投げ飛ばす技を競うスポーツ(関節技などもありますが・・・)ですから、体重が違えば大きなハンデが生じることになるでしょう。

仮に相手が自分を100kgの力で投げ飛ばそうとしたときに体重が50kgしかなかったとしたら、足の裏に磁石か吸盤でもついていない限り抵抗する事は無理ですからね。

そしてボクシングや空手などの打撃系スポーツもその多くは体重別になっています。

投げ技が主体でない場合でも、体重が重くなればその分筋肉を増やせますし、たとえ筋力が同じであっても体重があったほうが体が安定して強い打撃を出しやすいというメリットもあるからです。

しかし、世の中には生れつきの体格によって非常に有利・不利があるにもかかわらず、階級別に分かれていないスポーツも存在していると思います。

それは、バスケットボールやバレーボールなどのスポーツです。

ここで「バスケットボールやバレーボールに体重は直接関係無いだろ!」という方は正しい(笑)
私もその通りだと思います。

これらのスポーツは体重ではなく、身長が競技能力に大きく影響するので身長別の階級制にすべきではないでしょうか?

何より身長は体重以上に本人の意思ではどうにもならないものですから、より有能な選手に参加してもらうためにも「身長別球技」という発想を検討してみる価値はあるでしょう。

もちろん今でも低身長で活躍しているバスケットボール選手もいれば、バレーボールにはリベロ(守備専門の選手)というポジションがあったりはしますが、はやり低い身長の選手が入り込める枠はどうしても少ないのが実情です。

格闘技などはヘビー級の試合よりもミドル級の試合のほうがテクニカルで面白いというファンも多いですから、必ずしも体の大きな選手でなければ迫力が無いとか、面白くないということにはならないはずです。

体の小さい選手が自分よりも大きな選手に技術で挑むのが面白い、というのであれば下の階級から上の階級への挑戦は自由としても良いでしょう。
中には身長が低くても上の階級で戦う選手もいるでしょうから、それはそれでエンターテイメント性があると思います。

球技などは1チームに参加する人数が多いからボクシングや柔道の様に細かい階級分けは難しいかもしれませんが、ざっくりと区分して

男子バスケットボール180cm以下級

なんていうのがあっても面白いんじゃないでしょうか?(笑)

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