インド人もビックリの筋力?

以前、ジムで格闘技のサークル活動をしている時にインドの方が2人、一緒に活動したいと申し出てくれました。

外国の人と一緒に活動するは楽しそうという事で、研究所長をはじめサークルのメンバーはこれを快諾したのです。

サークルのメンバーの中に、なぜか英語がペラペラな空手の師範の先生がいて下さったおかげで、特にコミニュケーションの問題はありませんでした。

そのインド人たちは特別トレーニング経験があったわけではないのですが、骨格が頑丈そうで筋肉も太く、やっぱり体格では外国の人に勝てないなあ、と思ったものです。

そしてある日、そのインド人たちと一緒に筋トレをする事になった時のことです。

軽量級に属する体重62~63kgのメンバーがベンチプレスをしているのを見て、インド人達が「スゴイ!」「スゴイ!」と騒ぎ始めたのです。

その時、彼が持ち上げていた重量は確か100kgくらいだったと記憶しています。

一般的に言えば100kgのバーベルというのはかなりの重量ですが、トレーニング経験の長い彼にとっては「特別重い」というわけではありませんでした。

それでも筋力トレーニングに不慣れなインド人たちから見ると、自分よりもはるかに線の細い、子供のように見える(外国の人からはそう見えるようです)日本人が、高重量のバーベルを持ち上げる光景が衝撃的だったようです。

「スゴいチカラ!、スゴいチカラ!、モウ一回!」
なんて言われながら、彼は通常よりも数セット多いビックリ人間ショー、もといベンチプレスを行う羽目になったのでした(笑)

外国の人は日本人よりも体格が優れている(つまり筋肉質な)人が多いのですが、やはり何のトレーニングも積んでいない状態では、発揮できる筋力には限界があるようです。

運動生理学の分野では筋肉はたとえ太さが同じでも、発揮できる筋力に3倍くらいの差があるというデータが存在します。
強い筋力を発揮するためには、ちゃんと鍛えて筋肉を活性化させておく必要があるという事実を実感した出来事でした。

ちなみに「インド人もビックリ」という本日のタイトルは、1960年代に大ブームとなったカレーのCMが元ネタです(笑)

この日誌を見てくださっている方はほとんど知らないと思いますが、機会があったらご両親や年配の方に聞いてみて下さい・・・。

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