弾丸を止める筋肉の話

ずいぶん前に、「弾丸を止める筋肉」というネタで日誌を書いたように記憶しているのですが、ブログ内を検索してもどうしても見つかりません(TT)
というわけで、もう一度書き直しておこうと思います。

外国で、ある男性が強盗に襲われた時の話です。
至近距離から銃で撃たれたその男性は、意識を失って病院に運ばれました。

危機的な状況から脱してどうにか一命は取りとめましたが、体の中に弾丸が残ったままになってしまったそうです。

詳細な検査をした結果、残念ながら弾丸は摘出困難な位置で止まっていたため、男性は弾丸を体の中に残したまま回復・退院し、日常生活に戻る事になりました。

しかし、その止まっていた弾丸の位置は大きな動脈の少し手前であったため、レントゲン写真を見た医師は「もう少し弾丸が体の奥まで到達していたら、命は助からなかっただろう」と言ったそうです。

医師が分析したところによると、弾丸が体の比較的浅い位置で止まった原因は、男性の発達した筋肉によって勢いが殺されたためではないかとのことでした。

実はこの男性は元々ウェイトリフティングの元選手だったのですが、引退してからも筋力トレーニングを継続的に行っていたため筋膜(筋肉の膜)が並外れて厚かったのです。

弾丸で筋肉を止めるなどという現象は、映画「スーパーマン」の中くらいでしか起こらないと思っていたのですが、現実にこんなことがあるんですね^^;

単純に弾丸といってもその大きさは様々で、撃ち出される銃によっても貫通力が全く違うわけですから、必ずしも鍛えた筋肉がダメージが軽減出来るとは言えないと思いますが・・・。

生死を決めたわずかな差が「鍛え上げられた肉体」だったというエピソードには、トレーニーならばロマンを感じずにはいられないでしょう(?)

まあ現実的に考えると、重い防弾チョッキを着ていても疲れないような体を造るとか、脚を鍛えて敏捷性をアップさせるほうが、弾丸回避には有効かもしれませんけどね(笑)

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