ホントは強いスペランカー?
みなさんは「スペランカー」っていうゲームを知ってますか?
スペランカーというのは、80年代にファミコンで発売されたアクションゲーム。
その内容は財宝が隠された洞窟を探検するというもので、内容はなかなかに面白かったのですが、別の意味でも話題になりました。
それは、主人公のキャラクター(スペランカー)が簡単に死んでしまうこと。
自分の身長の半分くらいの高さから落ちても死んじゃう。
コウモリのフンに当たっただけでも死んじゃう。
場合によっては、坂の上から加速をつけてジャンプしただけでも、坂道の高低差で死んじゃう(笑)
このゲームが発売されてからというもの「スペランカー」と言えば「貧弱」というイメージが定着したのです。
でも私は、これに反論しておきたい。
スペランカーは貧弱どころか、素晴しい身体能力の持ち主であると。
確かに、一見スペランカーは簡単に死ぬ、ひ弱な人間に見えるかも知れません。
しかしそれは、我々がスーパーマリオやカービィのようにどんな高さから落ちても平気なゲームキャラに慣れてしまっているがゆえの錯覚なのです。
考えてもみてください。スペランカーの洞窟は爆弾が爆発してもキズさえつかないような硬い岩で出来ています。
そしてスペランカーは一見軽装に見えますが、照明弾や爆弾、いつまでも電池切れを起こさない大容量のバッテリーを搭載(していると思われる)ライトなどの重量物を背負って探検しているのです。
そんな状態で1mくらいの穴に落下したら、怪我をするのはあたり前です。
恐らくスペランカーは即死しているわけではなくて、治療のために一時帰宅しているのです。
冒険を中断して治療に専念せざるを得ないのですから、1ミスにカウントされてしまうのは仕方のないことです。
怪我をして痛がるシーンや家に帰るシーン、賢明にリハビリするシーンは省略されていますが、それはゲームですから多めに見ましょう。
むしろ、我々に辛い思いをさせないようにというアイレム社(発売元)の優しさかも知れません。
コウモリのフンにしても、大きな誤解があります。
あれは恐らくフンが当たることが直接的なダメージなのではなくて、フンに含まれる病原性細菌やウイルス、シアン系化合物などの猛毒物質がスペランカーを苦しめているのです。
そして、スペランカーの運動能力には目を見張るものがあります。
自分の身長にも匹敵する垂直ジャンプの脚力、レンジャー部隊も真っ青のハイスピードでロープを昇り降りする筋力、さらには怪我さえしなければ何時間でも全力で動き続けることができる素晴しい心肺能力と持久力!
さあ、みなさんも今日からはスペランカーに対する評価を改めてあげてください。
彼のようなスーパーアスリートは、肉体改造にはげむ我々にとって希望の星なのですから。
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