筋トレ指数
天気予報はニュース番組やワイドショーに欠かせないコーナーです。
でも、天気予報って、一昔前まではその名前のとおり、天気だけのことを伝えていたと思うんですよね。
降水確率何パーセントとか、最低気温、最高気温とか、台風が来るとか雪が降るとかそんな程度の。
でも、最近は違います。
情報の多様化なのか、視聴率競争のためなのかはよくわかりませんが、天気以外にも気象に関係した色々な情報を発信するのがあたり前のようになってきています。
例えば、洗濯指数なんていうのがそうです。
ちなみに洗濯指数というのは、温度や湿度、風や日差しの強さのデータをもとに、洗濯物がどれくらい乾きやすいかということを数値にしたものなんだとか。
アレルギーを持っている方(研究所長を含む)にとっては、花粉情報なども気になるところです。
花粉指数や花粉情報は気温や風の強さなどから花粉の飛散する量を大まかに表しているわけですが、杉の木がバフバフ花粉をまき散らしていると思うと、やっぱり外出したくなくなります(TT)
さらにマニアックなものになると、ビール指数やアイスクリーム指数なんていうのもあるようです。
そして番組によっては、今日は厚手のコートが必要とかセーターで大丈夫とか、そんなことまで教えてくれる場合もあります。
というわけで、そろそろ発信してもいいんじゃないでしょうか?
筋トレ指数というものを。
筋トレ指数というのは、その名の通り、その日がどれくらい筋トレに適しているかを表す指数。
筋トレをやる日は温度が高すぎれば熱中症になる危険があるし、低すぎれば関節や心臓に負担がかかります。
湿度が高すぎれば汗が乾かないし、低すぎると激しい呼吸で喉が乾燥してカゼをひきやすくなる。
つまり、気象に影響される割合が小さくないのです。
エアコンで温度と湿度が管理されたジムでトレーニング出来る人には関係ないかもしれませんが、残念ながらそんな恵まれたトレーニーばかりじゃありません。
特に公共の体育館や学校なんかでトレーニングしてる人、プレハブ小屋の町道場みたいなところでスポーツを習いながら体を鍛えてる人は、気候によってかなり影響を受けているのではないでしょうか?
というわけで、マスコミ関係につながりのある方、どうか天気予報に「筋トレ指数を!」と提案してみてください。
筋トレ指数という名前が無理なら、せめて「スポーツ指数」とかでもいいですから・・・
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