筋肉で血圧を測れない?

スポーツジムや健康ランドなどに行くと、ほぼ必ずといっていいほど見かける血圧測定器。
腕を入れてスイッチを押すだけで自動的に血圧を測ってくれるスグレモノです。

何十年も前までは、恐らく完全に人の手で測っていた血圧も、血圧計の進化によって誰でも一人で気軽に測れるようになりました。

しかし、先日ある病院で血圧を図っていた時に、気になる事を発見してしまったのです。
それは、自動血圧計の腕を入れる部分にあったこんな表示。

腕まわり35cmまで

腕まわり35cmという人は、全体の中ではかなりの少数派です。
極端に太っているのならともかく、ちょっと不摂生をしたくらいで腕まわりが35cmを超えることはまずないでしょう。

大抵の場合、太くなるのはお腹や太ももの方が先です。

ですが、トレーニーであれば話は変わってきます。

上腕二頭筋や上腕三頭筋が鍛え上げられたトレーニーの場合、腕まわりが35cmを超える事はそれほど珍しくありません。

以前にボディービルの雑誌に「腕まわり40cmを超えたら一人前」というような記事が載っていたのを見たことがありますが、35cmならバリバリのマッチョでなくても達成できる範囲なのです。

最近は細マッチョを気取って体重を60kgにキープしている研究所長ですら、体重を落とす前は腕まわり(上腕囲)が35cmを上回っていました。

実際のところ、その状態でも自動血圧計を使えていたので、35cmを超えたら絶対ダメ!というわけではないと思います。

500kgまで人が乗れるエレベーターに501kgまで乗ったら突然落ちる!というわけではないように、多少のマージン(余裕)をもって設計されてはいるでしょう。

しかし、少なくとも「正常に器械が動作する」と保証されている範囲を超えて使用していたのは確かです。

このように、トレーニングに熱中していると、いつの間にか自分の体が「一般人」として許容されるレベルから外れてしまうことがあります。

これからマッチョを目指す初心者トレーニーのみなさんには、どうかそれを覚悟していただきたいと思います(笑)

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