肥満と借金の意外な関係

欧米のビジネス社会では、肥満体の人は、
自己管理能力が無い

自分を管理できないのに他人を管理できるはずが無い

人の上に立つ人間として不適格
と見なされて、会社内で出世できない事がある、というのは比較的有名な話です。

まあ、中には出世浴が無くて「気楽に暮らせればいいや」という人もいるのかもしれませんが、ある統計によると肥満状態にある人ほど貯金が少なく、借金も多いというデータがあるそうです。

具体的に言うと、例えばBMIが高い人ほど住宅ローンを除いた個人負債が多い傾向にあるんだとか。
何千万円もする家やマンションはローンを組んで買う事が一般的で、かつ金額が大きいために除外しているのでしょう。

だとすると、肥満体型の人は、
・肥満でない人が現金で買っているものでも、ローンを組んで買っている
・肥満でない人が買うのを控えているものでも、ローンを使って買っている

という傾向があるということになると思います。

「太るということが分かっていても、目先の食欲に負けてつい食べてしまう」
という行動と、
「後でお金が苦しくなる事をわかっていても、目先の物欲に負けてつい買ってしまう」
という行動には、やはり共通する部分が多いのかもしれません。

ちなみに、肥満とお金の問題に関しては、他にも面白いデータがいくつかありますのでちょっとご紹介しましょう。

・貯蓄率の低い国ほど、国民の肥満率が高い
これも上記の借金と同じで「欲望に負けてついお金を使ってしまう国民性」ということになるんでしょうか。

・米国では、女性の肥満は低賃金に結びつく
これは単純に見た目で人を惹きつけられる女性がサービス業、接客業などで売上を上げやすい、ということかと思ったのですが、日本ではこういった傾向が見られないそうです。
アメリカ人は太った女性に対してことのほか厳しいという特性があるのかもしれません。

もちろん物事には例外がつきものですから、中には「他の自己管理はバッチリだけど食欲だけはコントロールできない」という人の存在を完全に否定する事は出来ません。

しかし統計的にはBMIと成人病の関係と同様に「肥満になってしまうような人は、色々な面で自己抑制が出来ない」と判断されてしまう以上、やっぱりある程度はスリムな体型を保っておいた方が好評価を得られるということになるんでしょう。

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