体格が良い=ただの肥満?

日本は昔から「美しい表現を持った言語」だと言われているそうです。

そして表現豊かな日本語では、太っている人を体格が良いとか恰幅(かっぷく:肉付きのこと)が良い、と表現したりします。

何十年も昔までは、食品の生産性も流通経路も今みたいには発達していなかったので、人間が十分な栄養を摂ること自体が大変でした。
そんな時代には太るほど食べる事ができるのは裕福な人達であることが多かったから。
「太っている」事はそれなりに美徳だったことでしょう。

でも、今は違います。

基本的に生きていくための栄養が取れないという人はあまり無い。
いや、むしろ将来的な健康を無視すれば、栄養バランスの整った食事よりもジャンクフードの様に「とりあえずお腹を満たせる」というような高カロリーの食べ物の方が安い値段で買えると思います。

成人病などにかかる確立が高いのはもちろんのこと、心理学(行動学?)的にも「太っている人は借金が多い」なんて言われてしまう始末です。

太っていると言うことは科学的に見れば、体格が悪い(望ましくない)ということになり、恰幅も「良い」という言葉は的確ではないというのが現代の価値観でしょう。

もちろん今でも「体格が良い」「恰幅が良い」という表現はあるけれど、それを聞いて「ステキ」と思う人は少ないはず。
ほとんどの人は「ああ、太ってるのか」と思うのではないでしょうか?

そう、もはや「体格が良い」「恰幅が良い」というのは誉め言葉ではなく、「肥満体」という言葉の婉曲表現(響きの良い言葉に置きかえて言う事)に過ぎないのです。

さあ、もう目を反らすのは止めましょう(笑)
「体格が良い」「恰幅が良い」なんて言われたら、顔では笑っても心の中では「何くそ!」と反発してください。
そしてそれをバネに肉体改造に取り組むのです。

「小太りの男性が好き、クマさんみたいでカワイイ♪」
なんていう女性や、
「女性はポッチャリ体型が最高!」
なんていう男性もいるかとは思いますが、肥満が抱えるマイナス面についてもきちんと認識して、パートナーの体型管理には積極的に協力してあげて欲しいと思います。

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