レポート:脂肪吸引でもリバウンド!?

インターネット上には、人体や健康に関する面白い情報が色々と存在しています。

「研究所レポート」ではその中から、当研究所の外部研究員であるKEN☆KUNさんに報告していただいた興味深い情報についてご紹介したいと思います。

■脂肪吸引でもリバウンド?

所長様

お金はかかるが確実に脂肪を減らせる脂肪吸引でもリバウンドが起こるとのニュースがありました。

「米研究で脂肪吸引は1年でリバウンドすることが明らかに」
http://news.livedoor.com/article/detail/5730213/
http://www.biranger.jp/archives/17854

この記事の調査では脂肪吸引を行なったグループと行なっていないグループを1年間追跡調査し1年後にMRIの画像診断で脂肪量を測定する本格的なもの。

その結果、脂肪吸引を行なっていないグループは1年間でとくに太ることはなかったが、脂肪吸引を行なったグループは吸引した脂肪の分だけ脂肪が増えたとのこと。

脂肪吸引は脂肪を蓄える脂肪細胞そのものを除去するのだから、その場所に脂肪が付くことは無いはずなのですが、やはり“その辺り”は脂肪が付きやすい場所であって周辺の脂肪細胞が効率良く脂肪を蓄えてしまうんですね。

そして、ライフスタイルを変えないと基礎代謝や体重による負荷や生活習慣で一定の体重になるように出来ているようです。
これも一種の恒常性なんでしょうか。

調査をした研究者も「非常に興味深い」と締めくくっていて詳しいメカニズムは謎ですが、今まで言われてきた「脂肪吸引をすると、その場所に脂肪が付けなくなる分、他の場所に脂肪が偏って付いてしまう」を覆す画期的な実験だと思います。

■研究所長のコメント

これは・・・衝撃の事実ですね。

脂肪吸引と言えば、お金がかかったり手術としてのリスクはあるものの、物理的に脂肪を取り除く「最終兵器」だと思っていたのですが、まさかそれすら無駄になってしまうとは。

人間の体の再生能力には驚くばかりです。

特に欧米の人は、東洋人に比べて脂肪を体に蓄える能力が高い傾向にあるはずですから、それがこのような結果につながっている可能性もありますよね。

脂肪吸引は脂肪細胞を取り除いてはくれますが、たとえ脂肪細胞の頭数が減ってしまったとしても、残りの脂肪細胞がパワーアップしてその分を補ってくれるという・・・^^;

過去にご相談をいただいた事例の中には脂肪吸引を行ったら、かえってその部分の組織が硬化して、痩せなくなってしまったというケースもありました。

人類がダイエットの努力から解放されるには、まだまだ時間がかかりそうですね。

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