レポート:肥満と健康体の境界線は?
インターネット上には、人体や健康に関する興味深い情報が色々と存在しています。
「研究所レポート」ではその中から、当研究所の外部研究員であるKEN☆KUNさんに報告していただいた興味深い情報についてご紹介したいと思います。
■レポート:肥満と健康体の境界線は?
所長様
ちょっと古い記事なのですが、【国際】世界一スリムなのは韓国人、次いで日本人。肥満世界一はアメリカ人…OECD調査統計
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1239593789
というのがありました。
記事によると日本人の肥満の割合は世界で2番目に少ないとのことで、さらに「太り気味」まで基準を下げれば世界一少ないそうです。
しかし、記事を読むとBMI25から30の太り気味の割合が24.9%ですと?
国民の四分の1が太り気味だとされているのです!
アメリカのBMI35以上「肥満」の人が35%を超える世界からみれば日本の太り気味が25%はスリムな国民に見えるのかもせませんが、素人目にはもう十分に太り気味だと思います(笑)
疫学的な統計として25%が太り気味と言うのはどのように評価されるのでしょうね。
■研究所長のコメント
統計調査の度に感じることですが、日本人は世界的に見てもかなりスレンダーな国の国民なんですよね。
OECD加盟国というのは確か30くらいあったと思いますから、その中で1・2を争うポジションにいる日本はかなりの優等生です。
それでも、ダイエットに対しての関心はスゴイし、商売も繁盛するのが不思議です。
学校のテスト順位で言えば、クラスでトップ争いをしている秀才のうちの一人が、「僕はまだまだ勉強が足りない!」と言っているようなものかも知れません(笑)
ちなみに、なぜ日本がBMI25を基準にしているのかというと、世界的によく使われている30を基準にすると、ほんの一握りの人しか該当しないからなんだそうです。
少なくとも、25を過ぎると成人病にかかる確率が跳ね上がる、というような裏付けデータは見当たりませんでした。
しかし、日本人は欧米人に比べると脂肪を分解したり保存したりする能力が低いため、そんなに酷い肥満にならなくても成人病にかかるリスクは大きいという説もあります。
そういう意味でも、お腹が出っ張ってきているオジサマ・オバサマ達には、
「ウエストサイズはメタボじゃないから・・・」
「BMIはまだ”肥満”までいってないから・・・」
なんて油断をせずに、さっさとダイエットに励んでほしいものです。
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