料理もトレーニングのうち?

「運動・栄養・休養の基本」の記事に書いたとおり、筋力トレーニングやダイエットを成功させるには、運動・栄養・休養という3つの要素に注意しなくてはいけません。

これはスポーツの世界では常識となっているので、
「食べる事もトレーニングのうち」とか、
「休養もトレーニングのうち」
というような表現をされることも多いです。

しかし、休養はともかく「食べる」の方に関しては、自分で料理を出来ないと内容のコントロールが難しい事もあるでしょう。
だから、肉体改造にはげむ人は、是非料理をする習慣を身につけた方が良いと思います。

簡単な料理で十分

しかし料理とは言っても、そんなに難しく考える必要はありません。

最低限の調理でも栄養摂取のためには十分役立ちますから、目玉焼を作ったり生の肉に火を通すこと、野菜を切ったりすることも立派な料理だと考えてください。

例えば、食事の時にご飯や麺類など糖質中心のメニューに偏ってしまっても、目玉焼きや焼いた肉などを添えるだけで、タンパク質量が増えて栄養バランスはかなり改善されるはずです。

簡単な料理でも、足りない栄養素を補うことができます

野菜が足りないと思ったらトマトをスライスして、オリーブオイルや塩・コショウをかけるだけでも立派なサラダになります。

一番もったいないのは簡単な調理すら避ける事によって、栄養摂取の選択肢が用意されたもの・お金を払って購入する物に限られてしまう事です。

逆に、食材を切る・火を通す・味付けをするという基本的なことに慣れておけば、本やネット上のレシピを見るだけでも、ある程度の家庭料理は作れるようになるはずです。

栄養摂取も「自己責任」で

栄養摂取に気を使っていると、家族に作ってもらう食事の内容だけでは不十分に感じる事も多々あるものです。

そんな時にいちいち
「タンパク質が足りない!」
「脂肪分が多い!」
なんて騒いでいては、家族にも冷たい目で見られてしまうことになりかねません(笑)。

だから本気で肉体改造に取り組むなら、自分の出来る範囲で料理をする事に慣れましょう。
できれば食材なども自分でスーパーに買いに行って、選ぶ目を養う事をオススメします。

実家住まいの人は、将来一人暮らしをしたり家庭を持った時にも、料理のスキルがきっと役立つ事でしょう。

キッチン

ただし、洗い物などの後片付けに関しても、責任を持って行うことを忘れないで下さい。
これをおろそかにすると、料理を覚える前に「キッチン使用禁止令」が発令されてしまうかも知れませんからね(笑)。

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