マルチシットアップベンチレポート

筋トレ器具は、実際に使ってみないとその効果や使いやすさがわかりにくいものです。

今回はシスプラチンさんという方に頂いたレポートを元に、角度を調節して使えるベンチの情報をご紹介したいと思います。

マルチシットアップベンチ

 マルチシットアップベンチ

シスプラチンさんが購入されたのは、角度を調節できるタイプのベンチです。

これはフラット(水平)だけでなく、角度がついたベンチや腹筋台としても使えるというちょっと変わったベンチ。

耐久重量はフラットベンチやアジャスタブルベンチに劣るものの、値段が安くてお手軽なので、自宅トレーニー向けの器具だと言えます。

インクラインベンチとして使う

座面に角度をつけた状態で座れば、頭が高くなった状態、つまりインクラインベンチとして使用することができます。

マルチシットアップベンチ

ただ、シスプラチンさんによると、角度の微調整はできないので、
「インクラインベンチプレスなどするにはやや角度がありすぎる気がします。」
とのことでした。

ショルダープレスに近い姿勢になってしまうということですね。

インクラインプレスをやるなら頭側の脚の下に台などを設置して、ダンベルなどで行った方が良いかも知れません。(角度調整の意味がなくなりますが^^;)

もともと高重量に耐えられるように作られたものではないので、バーベル+体重だと、安定感の面でも不安が出てくると思います。

デクラインベンチとして使う

頭が高くなった状態、つまりデクラインの姿勢でトレーニングできるベンチは少ないので、安価なベンチで実現できるのは結構おトクです。

マルチシットアップベンチ

ただ、シスプラチンさんによると、ベンチの脚を折りたたんだ状態で使用すると、ベンチのフレームが床に接地した状態になり、高確率で床に傷が付いてしまうとのことです。

「マット敷いてましたが、床にかなり深い傷が…(涙)」
と嘆いておられました。

板や畳など、傷が残りやすい部屋で使用する場合は、下に上部な板を敷くなどの対策が必要になりそうです。

マルチシットアップベンチまとめ

シスプラチンさんからの情報をまとめると以下の通りです。

長所

・軽くて移動しやすい
・値段が安い
・インクライン、デクライン、フラットの全ての姿勢で使用可

短所

・インクラインは細かい角度調節ができない(デクラインは調節可)
・折りたためないので意外と場所を取る
・足を固定する部分が硬いのでちょっと痛い

このように、長所もあれば短所もあるという感じではありますが、セール時には5000円以下で買えたりもするので、少ない予算で色々な筋トレ種目に挑戦したい人にはお買い得かも知れません。

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