自己管理能力を疑われるリスク
直接体に異常が起こるわけではありませんが、太っている事によって周囲の人から冷ややかな目で見られるというのも、肥満による重大なリスクの一つです。
今回はアンケート等の実例を紹介した上で、自己管理能力を中心とした「人格」を疑われてしまうリスクについて考えてみることにしましょう。
能力を不当に低く評価される?
世の中には生れつき身体機能や遺伝子に異常があったり、病気の症状・進行を抑えるために飲んでいる薬の副作用等によって不可抗力で肥満になってしまうという人も存在します。
だから厳密に考えると、肥満の責任が必ずしも本人にあるとは限らないと言えるでしょう。
しかし、肥満の原因として最も一般的なのは食べ過ぎ・運動不足などであることから、太っている人に対する世間の目はかなり厳しいようです。
以前に某大手給湯器メーカーが行った肥満の原因に関するアンケート調査では、やはり70%以上の人が肥満の原因として「食事の内容」「運動不足」を挙げています。
また、大手ブログによる肥満に対する印象のアンケート調査でも、
「太っている=自己管理能力に疑問を感じる」
という直接的な意見から、「がさつ」「短気」「頭の回転が悪い」「スケジュール管理能力不足」など、肥満と直接的な関係の無い能力まで疑われてしまうという事がよく分かります。
上記のアンケートは「女性から見た男性の肥満」という内容で行われたものですが、男性は女性を外見で判断しがちであることを考えると、性別が逆なら更にひどい事になるかもしれません・・・
肥満が社会問題化している米国では肥満であることが就職時に不利な条件となったり、昇進の妨げになるという話はが有名ですが、イエール大およびハワイ大学の共同調査によると、子供のころから肥満によるいじめやからかいにより精神的苦痛を感じている人も多いんだとか・・・。
健康なら肥満でいるのは損!
結局のところ、中身がどうであれ人が他人を外見の印象である程度判断してしまうのは仕方のない事なのかもしれません。
そうすると、健康であるにもかかわらず生活習慣のせいで肥満になってしまったという人は、努力をして痩せないと色々な面で損をする事は間違いないでしょう。
このコンテンツで紹介しているような肥満による色々な健康リスクを避けるためにも、ちょっと油断して太ってしまった!という人は、手遅れになる前に是非肉体改造を行う事をオススメします。
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