休養日とプロテインの必要性

筋力トレーニングで傷ついた筋肉にタンパク質を補給することを目的としてプロテインを利用するトレーニーは多いと思います。

しかし、筋力トレーニングを全く行わない日、つまり休養日にもプロテインを飲む必要はあるのでしょうか?

今回は休養日とプロテインの必要性について考えてみましょう。

タンパク質と筋肉の超回復

さて、ここでもう一度筋肉が強くなる仕組みである「超回復」について復習してみましょう。

筋力トレーニングによって傷つき、疲労した筋肉は一時的に弱った状態になります。
そして、そこから2~3日の間に疲労の原因物質を取り除き、傷ついた部分が補修されることによってトレーニング前よりもパワーアップした状態になります。

これが、いわゆる超回復と呼ばれるものです。

超回復と筋肉の補修

つまり、筋肉の補修はトレーニングした日だけではなく、超回復のためのサイクルが完了するまでの期間を通して行われているというわけです。

例えば住宅を建てる場合でもその建物が完成するまでの間は、やれ木材だ、屋根瓦だ、窓ガラスだと色々な材料を運び込む必要があります。

これと同じように、人間の体内でも色々な資材が必要になるとイメージしてください。

結論としては、たとえその日が完全休養日であっても、筋肉が完全に回復してない限りはタンパク質を多めに摂った方が良いということです。

プロテイン以外でもOK

しかし、タンパク質を補給するための方法は、必ずしもプロテインでなければならないという訳ではありません。
例えば卵や肉類など、普通の食品でも全く問題は無いわけです。

食事から積極的にタンパク質を摂るようにすれば、必要以上にプロテイン代がかかることもないでしょう。

タンパク質

ただ、プロテインシェイクによるタンパク質補給は普通の食品を食べるよりも吸収が速く胃腸への負担も少ないため、特に筋力トレーニング直後の栄養補給には最適です。

そこで次に。プロテインを「ここだ!」という局面で上手に使いながら、少ないコストでタンパク質を補給する方法について考えてみましょう。

節約型プロテイン摂取法

・筋力トレーニング当日

筋力トレーニングの前や直後など、必要に応じてプロテインを積極的に利用します。

特にトレーニング後の半日くらいはタンパク質の必要量が上がるといわれていますから、この時間帯を第一に考えましょう。

・休養日

タンパク質は出来るだけ食事から摂るようにして、プロテインは食事を十分に摂る時間が無い場合など、緊急の時に限って利用します。

吸収速度を気にする必要はあまりないと思うので、肉や魚、豆類や乳製品など、色々な物をバランス良く食べればよいと思います。

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