
ホームジム作成計画始動!
筋トレをするのに最適な場所と言えば、何と言ってもスポーツジムやボディビルジムのような専門施設でしょう
しっかりとした器具が揃っているから高重量でも安全にトレーニングすることができるし、万が一プレートを床に落として大きな音を出しても、一軒家やマンションのように近隣から苦情が来る心配も(普通は)いりません。
しかし、ジムでの運動にも欠点はあります。
例えば、家の近くにジムが無い場合などは往復するだけでも時間が掛かります。
他の人が器具を使用している間に待ち時間が発生する事もあるし、入会金や月会費が高かったり、定休日があってトレーニングしたい時間にできないというのも、ジムならではの問題です。
反面、自宅にジムがあれば・・・
自分の好きな時に、自分のペースで、部屋着のままですぐ筋トレを開始できます。
こういった利点を考えると、仮にジムの会員になっているとしても、自宅に運動できる環境を作っておくことにはメリットがあると思います。
そこで今回は、実際にごく普通の部屋にホームジムを作っていきながら、器具選びや細かい問題への対処方法などを紹介していくことにしましょう。
ただし、一口にホームジムとは言っても、その広さや設備のグレードは色々。
豪邸でないと実現できないような、広い空間にプロ仕様の器具を並べたホームジムを作るのは当研究所の予算では的に不可能ですし、多くの人にとってあまり参考にならないと思います。
そこで、今回は以下の条件で進めていくことにします。
場所は普通の一軒家またはマンションの一室
広さは5畳から6畳くらい。床の補強や防音工事などが施されていないごくごく普通の部屋を想定(というか、実際に作るわけですが)器具を選定・解説していきます。
ただし、老朽化などによって構造が弱くなっている住宅では、ホームジムどころか腕立て伏せやスクワットすら危険な場合もあるので、「住宅として十分な強度のある普通の部屋」と考えてください。
対象はトレーニング経験者
これは何もホームジムに限ったことではありませんが、安全かつ効果的にトレーニングをするには、筋トレの方法や基本的なフォームをある程度身に着けている必要があります。
今回作るホームジムも、トレーニング経験者が使用することを想定したものなので、「これから筋トレを始める!」という人は、まずジムなどに通って技術を身に付けてからホームジム作成を検討して下さい。
中強度までのトレーニングを想定
普通の住宅でトレーニングをする以上、あまり高重量のウェイトを使うと安全性に問題が出る可能性があります。
さすがになんの補強もしていない普通の床で200kgのスクワットをやったりしたら、片方の足に重量が偏った瞬間に床が抜けてもおかしくないでしょう(苦笑)。
なので、安全を考慮して、使用重量は100キロ強程度までのトレーニングを想定して器具を揃えていきます。
(管理人へのご連絡は不要です)