生活用品で筋トレ!
それでは実際に身の回りにある代用品を使った筋力トレーニングの具体的な例を挙げてみましょう。
※ご注意!生活用品での筋力トレーニングについて
生活用品をウェイト器具の代わりにする場合は、その強度に十分配慮して下さい。
そもそもトレーニング器具として設計されているものではないので、製品によっては強度が不十分であったり、使っているうちの消耗が大きい場合があります。
また、運動に適さない器具を使って無理な動作でトレーニングを行うと思わぬケガの原因になることがあります。
本とバッグで力こぶを鍛える
丈夫なトートバッグに本を何冊か詰めれば、これをダンベルの代わりに使ってアームカールを行う事ができます。
勢いよく上げ下げするとバッグがヒジにあたってしまうのが欠点ですが、トレーニング効果が大きく落ちることはないと思います。
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バッグと椅子で腕の裏側を鍛える
バッグと本を使ったバリエーションです。椅子に座って頭の後ろでバッグの取っ手を持つことで、トライセプス・エクステンションを行います。
この種目も素早い動作で行おうとすると、バッグがゴツンゴツン頭にぶつかるので(笑)ゆっくりとしたスピードで行うのが良いでしょう。
また、椅子が後ろにひっくり返らないように配置することも大切です。
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灯油タンクで背中を鍛える
椅子と灯油タンク(ポリタンク)でワンハンド・ローイングを行う方法です。
普通の灯油缶は18Lくらいの容量があるので、中に入れる液体の量を調節することでかなり高重量のトレーニングも可能になります。
ただし、取っ手が少々滑りやすいのでゴムチューブなど滑り止めになるものを巻きつけるか、滑り止め付きの手袋を付けて行いましょう。
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ソファで胸を鍛える
これはプッシュアップ(腕立て伏せ)の方法の一つで、足をソファや椅子などに乗せて行う方法です。
普通のプッシュアップよりも大きな負荷がかかり、胸の筋肉の上部を特に集中的に鍛える効果があります。
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意外と便利?生活用品
このように、身の回りにあるものだけでもかなり色々な方法で体を鍛えることが可能です。
専用器具と違ってどれくらいの重さがかかっているかがちょっとわかりにくいですが、本や灯油タンクなども体重計などで重さを量っておけば大体の重さを把握できるでしょう。
普通のトレーニング器具と違って、使い終わったら元の用途に戻せば、邪魔にならないの大きな利点です。
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