アームブラスターレポート
筋トレ器具は、実際に使ってみないとその効果や使いやすさがわかりにくいものです。
今回は、上腕二頭筋を鍛えるための筋トレ器具を使ってみたので、その様子をレポートしたいと思います。
アームブラスターとは?
今回使ってみたのは、アームブラスターという筋トレ器具です。
箱の外観はこんな感じ。
マッチョな腕の写真から、マニアックな雰囲気が漂ってます(笑)。
「biceps」という単語から上腕二頭筋を鍛える器具なのは分かりますが・・・triceps(上腕三頭筋)をこの器具でどうやって鍛えるのかはちょっと謎です。
で、中身はコレ。
湾曲した鉄板にクッションとストラップが付いていて、ストラップを首にかけて鉄板を両脇に挟みこむようにして使います。
そうすることで、鉄板の部分が肘を支えるための台として機能し、筋トレフォームを安定させることができる、というわけです。
なお、今回使った器具の場合はストラップの首にあたる部分や、鉄板の肘にあたる部分にクッションが取り付けられていて、摩擦や圧迫による痛みが発生しないようになっています。
ダンベル・アームカールに挑戦!
というわけで早速、ダンベルを使ったアームカールにこれを使ってみることにしました。
ダンベルを両手に持って、トップポジションから動作を開始。徐々にダンベルを下ろしていきます。
最初は普通にダンベル・アームカールをやるのと大差ないかな?と思ったのですが・・・
どころがどっこい。
アームブラスターの真価はボトムポジション付近で発揮されることを思い知りました。
通常、ダンベルカールをやるときは、どんなに正確なフォームを保とうとしても、肘が多少は前後に動いてしまうものです。
しかし、このアームブラスターを使うと、鉄板よりも後ろに肘を引くことはできないし、大きく前に出すこともできません。
(厳密に言うと肘を前に出すことはできるんですが、自然とパッドに腕押し当てたようなフォームになるのです。
結果として肘はガッチリ固定され、いつも9~10回できている動作が6回くらいしか出来ませんでした。
肘を固定すると回数が落ちるということは、きっとどこかで無意識のうちに肘を動かしてズルをしていたということなんでしょう(涙)。
負荷が上腕二頭筋にピンポイントにかかるので、ちょっと軽めの重量でも大きなトレーニング効果がありそうです。
ちなみに、写真で研究所長が着ているのは「星人」と戦うためのGANTZスーツ・・・ではなく、プロテインでおなじみのDNSから発売されている「アンダーアーマー」というトレーニングウェアです。
アームブラスターまとめ
というわけで、ごく簡単にまとめると以下の通りです。
長所
・上腕二頭筋の筋トレ強度アップに最適
・フォームの矯正にも便利
・縦に収納すれば、意外と場所を取らない
短所
・使える筋トレ種目が限られている(と思う)
・そこそこいいお値段
大量生産されることのない マニアックな器具でなので、ダンベルなどの器具と比較するとちょっと割高な感じはしてしまいますが、上腕二頭筋を鍛える効果は抜群だと思います。
野球のボールのような巨大な力こぶを手に入れたい!という方は、ぜひ一度試してみてください。
(管理人へのご連絡は不要です)