腹筋ローラーを使ってトレーニングしてみた

筋トレ器具は実に色々なものが開発されていて、新しいものが常に開発されては消えていっています。

しかし、長く生き残って愛用されるのは、全体のうちのほんの一部だけです。

ダンベルやバーベルを始めとした幾つかの器具は何十年も昔からずっと使われ続けていますが、そういった「定番」以外の多くの器具の中には、泡のように消えて忘れられていっているものがたくさんあるわけです。

そして、長く使われている器具が生き残っている大きな要因の一つが、「実際に使って効果が実感できる」ということじゃないでしょうか。

そんなサバイバー(生き残り)の中の一つが、腹筋ローラー(アブローラー)だと思います。

腹筋ローラーは両手でハンドルを支え、ローラーを前後ゴロゴロと転がすことで、腹筋を中心とした体幹の筋肉を鍛えるための器具です。

今回はActive Winnerさんからアブローラーを提供して頂いたので、使用感やどんな効果が得られるかについてレビューしていきたいと思います。

今回使用する腹筋ローラーはコレ

箱はこんな感じです。

腹筋ローラーの箱

デザインからして、男女兼用のトレーニング器具ということになっているようです。

腹筋ローラーは使い方次第で負荷が大きく変わるので、当然といえば当然でしょうか。

2つのローラーが並行して配置されているので、バランスは取りやすそうに見えます。

ラバーグリップになっているのは、手が滑ったりすることを防止するためでしょう。

腹筋ローラー

側面から見ると、こんな風にブランドロゴが印刷されています。(写真の右上参照)
真っ黒だと味気ないので、デザイン上のアクセントという感じでしょうか。

使ってみた

今回は、説明書にも書かれているオーソドックスな使い方の中から、2つの動作を試してみました。

まずは両手でローラーを固定して、前方に転がしてから戻すお馴染みの動作です。

腹筋ローラーエクササイズ

 

腹筋ローラーエクササイズ

普通の腹筋と違って腕を伸ばした先に支点があるので、見た目以上に体を支えるのが大変です。

また、上腕や肩、下背部にも負荷がかかるので、コア(体幹)トレーニングとしても効果がありそうです。

ただし、下背部に負荷がかかるということは、腰に負担がかかるということでもありますから、腰痛を持っている人は適していないと言えるでしょう。

やり方にもよると思いますが、研究所長が感じた掛かる負荷の位置と強さを図示するとこんな感じです。

腹筋ローラーエクササイズの負荷

2番目にやってみたのが開脚してのストレッチです。

腹筋ローラーストレッチ

腹筋ローラーストレッチ

普通のストレッチと違う特別な効果があるというわけではありませんが、ローラーが転がってくれるので、強いストレッチ効果が得やすいように感じました。

ローラー選びのポイントについて

実は研究所長は腹筋ローラーを今回始めて使ったのですが、より腹筋に強い負荷をかけようと膝ではなくつま先で体を支えたりすると、意外と体が左右に傾きやすかったりしました。

なので、安定して筋肉に強い負荷をかけたい場合は、今回使用したActive Winnerの製品のように、
・ローラーが2つ以上ある
・ローラー同士の距離が離れている
ものを選ぶのが良いでしょう。

その他の部分に関しては、ローラーがきちんと回転すること、グリップが握りやすい形をしているという最低限の条件がクリアできていれば、ローラーの違いによってトレーニング効果の違いが生まれるということは無いと思います。

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