運動の種類と効果
|
ダイエットをするときに食事と同じくらい重要なのが運動の内容です。
運動の種類を大きく分けると有酸素運動と無酸素運動という2つがありますが、それぞれやり方が違えば効果も違います。
それぞれの運動にどんな効果があるのかを知っておきましょう。
有酸素運動は体脂肪を減らす
有酸素運動っていうのは、ウォーキング、マラソン、長距離の水泳など、スタミナ系の比較的長い時間かけてする運動のことです。
例えば同じ「走る」でも、10数秒で終わる100M走は有酸素運動ではありませんが、マラソンは有酸素運動の代表格。
このような運動は、心臓や肺の機能(心肺機能)を活性化させたり、呼吸で取り込んだ酸素と一緒に体脂肪を燃焼させる効果があるので、ダイエットにはとても適した運動だと言えるでしょう。
有酸素運動の効果
有酸素運動のメリットは大きく分けて2つ。
それは、心肺機能を強くすることと、脂肪を燃焼させることです。
心肺機能が活性化すると代謝もよくなりますし、生活習慣病予防にも効果的なので、ダイエットだけでなく健康のために運動を取り入れたいという人にとってもオススメの運動です。
尚、有酸素運動で脂肪を燃焼させるには20分以上続けて運動すると特に効果的だと言われています。
長時間続けられるペースで行う事が大切ですね。
無酸素運動で太りにくい体に
無酸素運動っていうのは、腕立て伏せ、スクワット、筋力系マシントレーニングなど、パワー系の比較的短時間で行う運動の事です。
厳密にいうと無酸素運動にも色々あるのですが、基本的にはいわゆる筋力トレーニングの事だと考えて差し支えないと思います。
無酸素運動の効果
無酸素運動、つまり筋トレの効果も主に2つ。
基礎代謝量が増えて太りにくい体になることと、体型にメリハリができることです。
この2つのうちでもダイエットをする上で特に重要なのが、筋肉が活性化されることで基礎代謝量が増えて太りにくい体質になるという事です。
ダイエットで一時的に痩せたのに、リバウンドして元に戻ってしまうというケースはとても多いです。
しかし、太りにくい体質になっておけば、それだけリバウンドも起こりにくくなります。
さらに2番目の効果として、体の「くびれ」を作っている筋肉の力が強くなることで、体型にメリハリができるというわけです。
必ずしも両方やらなくても大丈夫
有酸素運動と無酸素運動、それぞれに長所があるので両方組み合わせて行うのが最高の方法ではありますが、時間や場所の都合などで両方はムリ!という場合もあるでしょう。
そんな時は、どちらか片方でも出来る方を選んで続けてみてください。
結論から言えば、どちらも運動している事に変わりは無いので、有酸素運動だってある程度は筋肉を活性化してくれますし、無酸素運動にも多少は脂肪燃焼効果があります。
無理をして挫折してしまうよりは、可能な方法で地道に続けていくほうが確実ですからね^^。
(管理人へのご連絡は不要です)