筋肉を付けたくない時は
|
筋肉はそう簡単に太くはならない
女性の方からよく聞のが
「筋トレなんかして筋肉を付けたくない!」
という要望です。
最近は細身の体系を理想とする人が多くなったせいか、男性の方からも
「 脚や腕を太くせずに引き締めたいんだけど、どうしたらいい?」
なんていうご質問を頂く事も多くなりました。
確かに筋肉ってある程度はあった方がいいですけど、必要以上についてても「気持ち悪い」って思う人の方が多いですよね。
でも、結論から言えば心配しなくて大丈夫!
実は筋肉というのはそう簡単に太くなるものではないんです。
筋肉が凄く発達した人というとボディビルダーのような体型を思い浮かべると思いますが、 彼らは普通の人からは想像もつかない程の質と量のトレーニングをしています。
食事の方法も普通じゃありません。
マッチョな人たちの信じられないトレーニング生活(実話)
・胸のトレーニングだけで20セット以上。
・脚のトレーニングの後に立って歩けるようなら、まだ追い込みが甘い。
・トレーニングは週に5回~6回、ジムが休みの時のために自宅にも機具をそろえている。
・会社の冷蔵庫にマグロの赤身を入れておいて、時々食べている。
・1.5KGのお徳用プロテインを買ったが、1週間持たずに無くなった。
・・・常識では考えられませんよね?
そしてボディビル経験者やトレーナーの人達は口をそろえてこう言うのです。
「筋肉がなかなか太くならない」と。
確かに強度の高い運動をどんどん行って、体重も増やしていけば腕や脚は比較的簡単に太くする事ができます。
しかし、ただ体が太くなるというのではなく、本当に筋肉が本当に太くなるには、かなりの時間がかかるものなのです。
だから普通の生活と週に数回の軽いトレーニングなら必要以上に筋肉がついてしまう心配はまずありません。
運動していると筋肉が張ってくる理由
だれでも一度は、運動中や運動後に腕や脚がパンパンに張るという経験をした事があるでしょう。
こういう時は確かに、一時的に腕や脚が太くなります。
しかし、これは筋肉を構成する繊維が本当に太くなったわけではないんです。
激しく運動した筋肉を回復させるために、体内の血液や水分が一時的にその筋肉に集まって起こる「むくみ」のようなものです。
早ければ数時間、遅くとも数日で元に戻りますので心配はいりません。
運動の内容でも調節が可能
運動によって脚が太くなるかどうかは、その運動の内容によって大きく変わります。この事実は、スポーツ選手の体型を見てみれば一目瞭然でしょう。
例えば、筋肉ムキムキで太い脚を持ったマラソン選手を見たことがありますか?
もちろん普通の人に比べればずっと筋肉はついていると思いますが、毎日あれだけの距離を走りこんでも決して「ムキムキの太い脚」にはなっていませんよね。
逆にウェイトリフティング選手やプロレスラーの脚はどうでしょうか?
カモシカのように細長い脚、というのはとても想像できません。大きな筋力を持つ選手ほど、太くてたくましい脚をしているはずです。
つまり一度にかかる力が小さく、時間が長い運動をしても脚は太くならないが、短い時間に大きな力を必要とする運動をすれば筋肉は太くなりやすいという事なんです。
だから運動は有酸素運動を中心に行うようにして、筋力トレーニングを行う場合は軽めの重さで回数を多めに設定しておけば、筋肉を太くしないようにすることが可能です。
筋肉を落とすのは簡単
筋肉を落とすことは、筋肉を付けるのに比べればはるかに簡単です。
できるだけ運動しないようにして食事の量も減らせば、使っていない筋肉はすぐに減っていきます。
これは、食事制限に関するページにも書いたとおりです。
だから筋肉がついてしまう事なんか怖がらないで、どんどん運動することをオススメします^^
(管理人へのご連絡は不要です)