サプリメントの選び方
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当研究所が考える基本的なサプリメントの選び方について、ステップ別に解説してみます。
1.目的から必要な成分を選ぶ
まず一番必要な事は、何を目的としてどの成分を摂るためにサプリメントを摂るのかをはっきりさせる事です。
例えば、筋肉を付けるためにタンパク質を摂るとか、成長期の栄養補給のためにカルシウムを摂るとか、目的にあわせての成分を絞り込むようにしましょう。
なぜこんな事が必要かというと、サプリメントの中にはキャッチコピー(宣伝文句)には効果を大きくアピールしてあるのに、実際にはその効果を出すための成分があまり含まれていない事があるからです。
目的の成分が決まったら、次のステップに進みます。
2.使い方から製品タイプを選ぶ
同じ目的で使用するサプリメントでも、使い方によっていくつかの種類があります。
例えば同じプロテインでも飲み物に溶かして飲む粉末タイプからそのまま噛んで食べられるタブレットタイプ、最近ではそのまま飲めるドリンクタイプも登場しました。
どんなに良いプロテインでも、学校に粉末タイプのプロテインを持っていってシェイクするのはちょっと・・・という人もいるでしょう。
ビタミン・ミネラル系のサプリメントでも、水で飲むタイプや噛んで食べられるタイプに分かれます。
錠剤を飲み下すのが苦手な人は、噛んで食べられるタイプの方が便利ですよね。
(ちなみに私は映画館で上演待ちの時間にプロテインシェイクを作っていたら、周囲のお客さんにジロジロ見られて恥ずかしい思いをしたことがあります(笑)
買ってはみたものの使いにくくて放置、という事が無いように、使い方に合わせて製品を選びましょう。
3.成分表を見て確認する
しつこいようですが、サプリメントの世界では「プロテイン」とか「アミノ酸」という成分の名前が名前に入っていても、実際にはその成分がほんのちょっとしか入っていない製品が当たり前のように売られています。
だから必ず成分表を確認しましょう。
細かい成分の違いは分からなくても大丈夫。
ステップ1で目的として選んだ成分が、どれくらいの割合で配合されているかを見ることが大事です。
値段と内容を見比べて、できるだけ目的の成分がたくさん入っている製品を選びましょう。
4.費用を計算する
サプリメントは使い続けることが大事ですから、経済的な事も考えて選ばなくてはいけません。
目安として、「1ヶ月にどれ位の出費になるか?」
くらいは計算しておいた方が良いと思います。
製品パッケージなどに使用する量の目安が書いてありますから、そのペースで使った場合にどれくらいで無くなるかを考えれば大体の費用がわかります。
ただし、必ずしも書いてある量を摂らなければいけないという訳ではありません。
運動メニューや食事の内容から考えて製品に書いてある目安量では多いと感じたら、量を減らして使うようにすればそれだけ費用を節約できます。
5.少量パッケージから使ってみる
商品が決まったら、いよいよ実際に購入して使ってみるわけですが、出来れば始めは容量の小さなパッケージを試しに使ってみる事をオススメします。
大容量のお特用の方がお得なのは確かですが、もしも味や匂いが好みに合わなかったり体質に合わなかったりしたら結局無駄になってしまうからです。
自分に合うと思うサプリメントを見つけたら、その時は迷わずお徳用を購入してコストを削減しましょう。
(管理人へのご連絡は不要です)