
肉体改造と好き嫌い対策
「何でも好き嫌いなく食べないと大きくなれないぞ!」
今時の子供がそう言われているかどうかはよく知りませんが、研究所長はまさにそう言われて育った世代です。
確かに子供だけでなく、成長期やある程度大人になってしまった人にとっても、摂取する栄養の内容が重要なのはまぎれも無い事実。
特に筋力トレーニングやダイエットなどによって肉体改造に取り組んでいる人にとって栄養バランスは超優先事項と言えるでしょう。
しかし、それでも嫌いな食べ物は出来るだけ食べたくないと思うのが人の自然な感情というもの。
・・・というわけで、肉体改造を行っていくにあたって好き嫌いとどう向き合うかについてまとめてみましょう。
嫌いなものは食べなくてOK
何でもバランスよく食べるのは確かに理想ですが、現実問題として嫌いなものを習慣的に食べるのは大きなストレスになると思います。
好き嫌いのレベルの人によって大きく違いますが、中には「口に入れただけで吐き気が・・・」という人も考えると、これを無理やり食べろというのは拷問のようなものでしょう。
研究所長が小学生の頃は小学校などで「給食を全て食べ切るまで居残り!」なんていう非人間的な指導が行われていたりもしました。
しかしそこまで嫌な思いをしてまで嫌いなものを食べる必要など全くありません。
もちろん「あんまり好きじゃないかな?」という程度なら、可能な限り食べる努力をするのもいいでしょう。
しかし、基本的には不要なストレスをできる限り取り除いて、無理なく続けていける方法を選ぶことが肉体改造を成功させる大きなポイントだと思います。
栄養成分を分析する
もしも「食べるべき」と考えている食品の中に、主習慣的に食べるのがツライと思うものがあったら、まずは食品成分データベースなどでその食品にどんな栄養素が含まれているかを確認しましょう。
「体に良いから」というような大ざっぱな考えではなく、どんな栄養素を摂るためにその食品が必要なのか?ということををハッキリさせる必要があります。
足りない栄養は他の食品から
そしてもしも嫌いな食品に含まれている栄養素を他の食品から摂れそうなら、無理をして食べる必要は全く無いわけです。
そして逆に目的の栄養素が他の食品から十分に補給できていないと思ったら、その栄養を多く含んでいる他のものを食べるようにすればいいでしょう。
例えばホウレン草は貧血の予防・軽減に良いと言われている食品ですが、その根拠になっている鉄分や葉酸はマグロや豆類などからも十分補給できます。
嫌なことを無理やり行うという精神修行も時には必要になるかもしれませんが、嫌いな食物を無理やり食べることなんて長く続けられるはずがありません。
気力はほかの事のために温存しておいて、食事をくらいは楽しめるような肉体改造プランを立てることをおススメします。
(管理人へのご連絡は不要です)