筋トレ&ダイエット用語集 ナ行

筋トレ&ダイエット用語集 ナ行

内臓脂肪、内転筋、肉離れなど、「ナ~ノ」から始まる筋トレ&ダイエット用語です。

-ナ-

内臓脂肪(Internal-Organs Fat)
皮膚の下につく皮下脂肪とは対照的に、内臓のまわり(主に消化器官の周辺)につく脂肪。
皮下脂肪よりも内臓に負担をかけるため、生活習慣病の大きな原因になる。
外見で太っているように見えなくても内臓脂肪が蓄積している場合もあるので注意が必要だが、循環のよい部分にあるため運動によって皮下脂肪よりも比較的簡単に落とすことができる。

内転筋(Adductor)
ふとももの内側にあり、股関節の開閉や骨盤・股関節の位置を保つ役割をしている筋肉。
この部分が弱くなると姿勢制御にも影響するため、内転動作のトレーニングを行って筋力を保つことが必要とされている。

ナスカン(Clamp)
ナスカン 野菜のナスに似た形をしている金属製の留め金の一種。スプリングの力によって工具などを使わずに開閉できるようになっているため、頻繁に付け換える必要があるチェーンやケーブルの連結に用いられる。

筋力トレーニングに用いる場合はある程度の強度・安全性が求められるが、低価格をウリにした器具に付属しているナスカンの中には強度が低かったり極端にねじれの力に弱い粗悪品が混入している事もあるので注意が必要である。

ナロー(Narrow)
「狭い」という意味の単語。ナロー・グリップといえば手幅を狭くしたグリップで、ナロー・スタンスといえば狭い脚幅の事を意味している。

-ニ-

乳酸(Lactic Acid)
無酸素運動を行った時に糖質から生まれる疲労物質。乳酸がたまると組織の状態が酸性に傾くので筋肉が働きづらくなるが、軽い有酸素運動などを行なうと短い時間で代謝・除去される事が知られている。

肉離れ(Torn Muscle)
筋肉が一定以上のレベルで断裂した状態。オーバートレーニングや急激な動作によって引き起こされる事があり、回復するまでは安静にしていることが望ましい。

ニュートラルグリップ(Neutral Grip)
ニュートラルグリップ(ニュートラルグリップで行う種目の例)
グリップ方法の一つで、両方の手の平側を向かい合わせる握り方。
可変式ダンベル等を使用した場合にバー同士がぶつかりにくかったり、種目によっては肩関節にかかる負担を軽減出来るという長所がある。

ニューロン(Neuron)
ニューロン神経細胞のこと。 人間をはじめとした動物の体内に存在する情報伝達のための組織で、例えば運動を行う時に筋肉に「動け」という指令を伝達するのもニューロンの役目である。
筋力やスポーツ能力を発揮するためには、継続的なトレーニングによって筋肉や骨格だけでなく、神経系を十分に発達させることが必要不可欠だと考えられている。

「筋力トレーニングと神経の発達」

-ヌ-

ヌバック(Nubuck)
トレーニングベルト皮の表面をサンドペーパーなどによる摩擦によって起毛状に処理したもの。
一部の製品では裏皮のことをヌバックと呼んでいる場合もある。
柔らかい肌触りが特長で、筋力トレーニング用のベルトやネックストラップなどの革製品に使用される。

ヌートカトン(Nootkatone)
グレープフルーツ別名ノーカトンと呼ばれるグレープフルーツの果皮に含まれる香りの成分。
嗅ぐことによってリラックス効果や食欲抑制効果が認められている他、体内のノルアドレナリン分泌量を増やす作用もあり、脂肪燃焼の促進も期待できる。

-ネ-

ネガティブ・エクササイズ(Negative Exercise)
ネガティブ・エクササイズ日本語では「伸張性筋収縮」と呼ばれ、筋肉が伸びながら力を発揮する運動のことを指す。
例えばアーム・カールでは、ウェイトを下ろしていく動作を取っている時に上腕二頭筋は伸びながら筋力を発揮していることになり、この運動がネガティブ・エクササイズにあたる。
ネガティブ・エクササイズに一定以上の時間をかけ、また意識して行うことは、筋力トレーニングの効果を引き出すために特に重要だとされている。
別名エキセントリック・コントラクションとも呼ばれる。

捻挫(Sprain)
本来の可動範囲を超えた動作をしてしまった時に靭帯が引き伸ばされてダメージを受けた状態。筋力トレーニングで反動をつけ過ぎたり、スポーツで限界を超えた動作を行なった場合に起こすことが多い。捻挫を起こしてしまった時は、その関節を運動に参加させないようにして完治させる必要がある。一般に柔軟性が高いほど関節の可動範囲が大きくなるため捻挫を起こしにくいと言われている。

-ノ-

ノーマルグリップ(Nomal Grip)
ノーマル・グリップ手の甲を体側に向けて握るグリップ法で、いわゆる順手のこと。
ベンチプレスやショルダープレスなど多くの筋力トレーニング種目で一般的に用いられている。

ノンカロリー(Non-calorie)
ノンカロリー飲料本来の意味はnon(無)とcalorie(カロリー、熱量)でエネルギーとして利用できる物質が含まれていない事を指す言葉。
しかし、JAS法・食品衛生法などの日本の法規では、100mlあたりのカロリーが5K以下であれば、「ノンカロリー」「カロリーゼロ」と表記する事が許可されているため、厳密にはエネルギー源となる物質が少量含まれている場合が多い。
カロリーオフ(100ml当たり20kcal以下)とは全く意味が異なるため、混同しないよう注意が必要である。

ノルアドレナリン(Noradrenaline)
副腎から分泌される神経伝達物質で、アドレナリンと同様に神経を興奮状態にする働きがある。アドレナリンの前駆体(化学反応によってアドレナリンに変換される)としても体内に存在している。

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