肉体改造Books その3
肉体改造Booksでは、今までに研究所長が読んだ書籍のなかから、筋力トレーニングやダイエット、栄養学を学ぶのに役立つ書籍を厳選して紹介しています。
実践的なパワー養成のための教本
筋力トレーニングに関することでよく話題になるのが、「使える筋肉」とか「使えない筋肉」という類のものです。
実際のところ、単純に筋力を鍛えただけではスポーツなどの動きの中で力を発揮できないことが多いため、ボディビルダーの筋肉の事を「見せ筋」などと呼ぶ人も多いようです。
そして、強化した筋力を実戦的な動きに結びつけるための最も有効な方法の一つがプライオメトリクスだと言えるでしょう。
実際にこの本にはジャンプやステップ、投てきや上半身を使った運動など、様々な動作で爆発的なパワーを養成する為の方法が紹介されています。
野球やバスケットボール、スキーなど具体的な種目別のトレーニングメニューも掲載されていますので、クラブ活動などの練習メニューを組む時にも参考になりそうです。
ちなみに、この本の22~23ページにはプライオメトリクストレーニングに使用するステップ台の設計図も載っていました。ツール自作派のマニアの方にもオススメです。
初心者のための自宅レーニング教本
初心者が「これから筋力トレーニングを始めよう」と思ったときによく問題になるのが、ダンベルなどの器具を持っていないとか、ジムに通うことができないとか、またはトレーニングメニューの組み方が分からないといった部分でしょう。
この本では、週3回・3ヶ月という具体的な期間を設定し、自分の体重やテーブル・椅子・柱やタオルなどを使って行う筋力トレーニングのメニューを紹介しています。
内容も初級・中級・上級の3段階に分かれていますので、初心者ホームトレーニーが自分自身の体力レベルの合わせて筋トレをスタートするには適しているのではないでしょうか。
巻末の豆知識などを除いた全ページがカラー写真で構成されていてるのに、なかなかリーズナブルな値段なのも嬉しいところです。
(管理人へのご連絡は不要です)