ダイエットには「ながら運動」を

ダイエットに運動が効果的だということは、誰もが知っている事です。

でも、たとえ誰でもできる簡単な運動であったとしても、それをずっと続けていくのはとても難しいものだと思います。

特に同じ動作を繰り返す有酸素運動は動作が単調になりがちなので、どうしても飽きてしまう→長続きしないという結果になってしまうのではないでしょうか。

そんな時には是非、楽しみながらの「ながら運動」でやる気を持続させる方法を試してみて下さい。

集中力より持続時間

スポーツなどの動作練習や筋力トレーニングを行う場合、一つ一つの動作に意識を集中していないと効果が落ちてしまったり、安全性に問題が出てきてしまいます。

しかし、ダイエットのために脂肪燃焼を目的として有酸素運動を行う場合は違います。
運動に意識を集中する事よりも、むしろ気楽な気持ちで持続時間を長くすることの方が重要です。

運動の種類によって、効果を上げるためのポイントが異なります

そこで、テレビや映画を見ながら有酸素運動を行うといったような「ながら運動」を活用するというわけです。
(音楽を聴きながらの運動は既に広く行われていると思いますので、今回は「ながら運動」からは外して考えて下さい。)

娯楽と一緒に生活の一部にする

ながら運動を行う時は、
「自宅で特定のテレビ番組を見ながら運動する」
といったように、生活の中の娯楽要素に直結させることをオススメします。

アニメ番組なら30分、ドラマなら1時間、映画なら90分といったように、あらかじめ運動を継続する目標時間に合わせて内容を選ぶのが良いでしょう。

設備の面で言えば、エアロバイクやランニングマシンで運動しながらテレビを見られるようなスポーツジムに通うのも一つの方法です。

しかし、外出先では自分の好みに合ったものが見られるとは限りませんし、そもそも外出することが面倒臭かったりすると、それが挫折の原因になりかねません。

誰にも気を使うことなく、日常的な生活のなかに運動を取り込むのが「ながら運動」持続の重要なポイントです。

ながら運動を行う上での注意

ながら運動を行う上では、普通に運動する時以上に注意すべき点がいくつかあります。

狭い場所で行える単純な運動であること

当たり前の話ですが、ランニングやエアロビクスなどを「ながら運動」として行うのは難しいです。
踏み台昇降運動などのような単純で反復動作が中心になる運動が適していると言えるでしょう。

安全性に配慮すること

視線をテレビなどに固定したまま運動すると、足元がよく見えないため転倒の危険もあります。

踏み台昇降運動などを行う場合は低い踏み台を使用し、事前に動作に慣れておくなど安全には十分に配慮しましょう。

最近はトレーニング機器も安くなっていますので、お金に余裕があれば家庭用のエアロバイクを購入するのもいいと思います。

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