日常生活と消費カロリー

ダイエットを行うためにはジョギングや筋力トレーニングのような運動が欠かせませんが、運動をしていない時間でも人は色々な行動によってある程度のカロリーを消費しているはずです。

そこで今回は、家事や通勤など代表的な日常生活の消費カロリーをまとめてみたいと思います。

色々な行動の消費カロリー

トータルの消費カロリーは基礎代謝量によって変化するためを含めて個人差もありますが、体重から一応目安になる数値を算出できますので、ダイエットにカロリー計算を取り入れている人は参考にしてみてください。

電車通学・通勤の消費カロリー

まずは電車で通学・通勤をする際に消費されるカロリー量です。
車内で立って通勤する場合の消費カロリーは30分につき体重×1kcalくらい。

電車通学・通勤による消費カロリー

つまり体重60kgの人の場合は、
60×1=60kcal (30分あたり)
ということになります。

ただし文献によっては2~3割程度多く計算しているので、混み具合によっては2割3割増しくらいになる可能性はあります。
逆に座っていた場合はこの半分程度になるので、通学・通勤でできるだけカロリーを消費したい人は、座りたい人に席を譲りましょう。

入浴による消費カロリー

入浴による消費カロリーも電車通勤と同様に、体重によって増減します。
消費カロリーの計算方法は、30分につき体重×1.6くらい。

入浴による消費カロリー

つまり体重60kgの人の場合は、
60×1.6=96kcal (30分あたり)
ということになります。

入浴中は主に体温維持のためにエネルギーが消費されるため、お湯に浸かって汗をかいていた方がカロリー消費量も増えます。

ただし、長時間の全身浴は心臓や血管に負担をかけたり、脱水症状を起こす事があるので注意注意が必要です。

入浴時間を長くして代謝を高める場合は、半身浴にして定期的に水分補給をするといいでしょう。

カラオケによる消費カロリー

カラオケも肺機能を活発に使うことで、基礎代謝以上のカロリーを消費できる行動の一つです。

カラオケによる消費カロリー

消費できるカロリーは、
10kcal~20kca(1曲あたり)
です。

最近のカラオケ機は歌った際の消費カロリーを表示してくれる機能が付いていたりしますが、同じ曲でも歌い方によって消費カロリーを計算している機種もあり、これらについては声量が大きかったり声を出している時間が長いほど消費カロリーが大きく計算されるようです。

掃除による消費カロリー

掃き掃除や掃除機がけなどについては、30分につき体重×1.5kcalくらいのカロリー消費になります。

掃除による消費カロリー

つまり体重60kgの人の場合は、
60×1.5=90kcal (30分あたり)
ということになります。

ただし、力を入れて雑巾がけを行った場合などは運動量は1.5倍に跳ね上がるので、痩せたい人は手作業でハードな掃除を行いましょう。

運転による消費カロリー

車の運転で消費できるカロリーは30分あたり体重×1.6くらいで、入浴とほぼ同じ。

運転による消費カロリー

つまり体重60kgの人の場合は、
60×1.6=96kcal (30分あたり)
ということになります。

ただし、パワーステアリング装置の有無や気温によっても変化しますので、かなり変動も大きいと言えます。

ダイエットに活かすには?

上に紹介したように日常生活の中でも行動によっては消費カロリーを大きくすることは可能です。
ただし、全身の筋肉を活性化させて太りにくい体を手に入れるには、やはり意識的に運動を行うことが必要になるでしょう。

日常の中での消費カロリー増加は、
「どうせ電車に乗るなら、立って少しでも消費カロリーを増やそう」
というように、オマケ的なものだと考えるべきです。

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