トレーニングストラップの巻き方

リストストラップは筋トレに便利なアイテムですが、使い方には多少の知識と慣れが必要です。

巻き方が分からない、あるいは買って使ってははみたもののどうも上手に巻けないという方のために、筋力トレーニング用ストラップの巻き方についてご説明しておきましょう。

まずは手首に巻き付ける

それではまず、ストラップを手首に巻き付けましょう。

筋力トレーニング用のストラップは一方の先端が輪になっているので、もう片方の先端をその輪に通し、写真のように手首を通して下さい。

ストラップを巻く準備

伸ばしたストラップの先端が親指と人差し指の間から抜けるようにしておくのがポイントです。

ストラップの巻き方1

それではまず、一般的な巻き方から解説しましょう。

はじめにストラップを巻いた手の平と、ストラップとの間にダンベルシャフトを挟むような形を作ります。
これが写真②の状態です。

ストラップの巻き方2

次に写真③のように、伸ばしているストラップの先端をシャフトの下からくぐらせて、手の平の方に持ってきます。

そうしたら、あとはそのまま写真④~⑤のようにストラップの先端をシャフトに巻きつけて行くだけです。

ストラップの巻き方3

巻き付けの回数は1回転だけでも特に問題はありませんが、ストラップの長さに余裕がある場合は複数回巻きつけたほうが安定しやすいと思います。

巻きつけがどうしても緩くなってしまうという場合は、最後に軽くダンベルシャフトを写真⑤のように黄色い矢印の方向に回転させてみて下さい。

ストラップがシャフトに巻き取られて巻きが強くなるはずです。

最後に親指の付け根でストラップを固定するようにして、手の平全体でしっかりとシャフトを握りこみます。

ストラップの巻き方4

ストラップの巻き方2

次に、別の巻き方をもう一つご紹介しておきます。

上の方法でどうしても上手く巻けない、という人はこちらの巻き方を試してみて下さい。
なお、ストラップを手首に巻きつける写真①の状態までは上の方法と一緒です。

ストラップの巻き方5

手首に巻いたストラップの上からシャフトを乗せるようにして置いたら、伸ばしたストラップの先端を指先から手首の方に向かって引き上げます。

ストラップの巻き方6

後は写真④~⑤のようにそのままぐるぐるとストラップをシャフトに巻きつけて行きましょう。

つまり上で紹介した方法とは逆回転の巻き方です。

あとは巻きがゆるくならない様に注意しながら、ストラップごとシャフトを握りましょう。

ストラップには「慣れ」も必要

はじめてストラップを巻いてシャフトを握ると、違和感を感じて何となく持ちにくく感じるかもしれません。

そういう意味で筋力トレーニング用のストラップは使いこなすにはある程度の経験が必要だと思います。

研究所長も始めてストラップを使った時はあまり上手く巻くことができず邪魔に感じてしまい、「果たしてこれは役に立っているのだろうか・・・」と不安になったものです。

しかし今では、プル(ウェイトを引っ張る)系のトレーニングには欠かせないアイテムだと思うようになりました。

初めは使いづらいと思っても、軽いウェイトなどで少しずつ練習して慣れて行ってみて下さい^^

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