筋トレメニュー(喜八さん)

今回は大御所筋トレサイト『ウェイトトレーニングを楽しむ』の喜八さんにご協力頂きました。

ウェイトトレーニングを楽しむ

色々なトレーニングに挑戦されている喜八さんですが、今回紹介するのは2001年~2003年くらいまで実践されていたサイクルトレーニングです。

サイクルトレーニングというのは、ある一定期間のなかで筋トレの方法を少しずつ変化させながら行なう方法で、多くのアスリートに採用されています。

体力だけではなく頭脳も明晰な喜八さんですから、きっと参考になることでしょう。

週に1回 全身のサイクルトレーニング

喜八さんが実践されているのは週に1回全身をトレーニングする方法です。
1回当たりのトレーニング時間は30分~45分だそうで、かなり短時間でトレーニングされています。

サイクルトレーニングとはある一定の期間の中で徐々に負荷を強く・量を少なくして行くトレーニング方法で、筋力アップに大きな効果があると言われています。

喜八さんの場合は5週間を1つのサイクルとして、最大筋力の60~70%程度の重量(10回~20回くらい反復できる重さ)でトレーニングをスタートします。

そしてウェイトをトレーニング日ごとにだんだん重くして行くと、自然にレップ数も少なくなってきて最後のトレーニング日には最大筋力で6回上げられる自己ベストに挑戦する・・・というサイクルです。

ちなみに、5週間のサイクルが終了したら1週間の休養を取るそうです。

筋トレメニュー

・ベンチプレス
 1~3セット

・スクワット
 1~3セット

・デッドリフト
 1~3セット

・クランチ
 1~3セット(体を丸めた状態で数秒止めるようにしているそうです)

※セットごとの回数はサイクルによって変化します。

・ サブ種目
 サイクルの3週目までは体の中心となる体幹筋以外の細かい筋肉のトレーニング(補助種目)も色々な種目・レップ数で行ないますが、4週目以降はメイン種目だけを行って、メイン種目への集中力を高めると同時に、余計な疲労を残さないようにします。

ウェイトの微量増加

長年トレーニングを続けていると判りますが、人間の筋力と言うものはそんなに急激には成長しません。

そこで喜八さんは500gとか200g、場合によっては100gといった軽量のウェイトを使って微調整する事で無理なく自己ベストを更新していく方法を採用しています。
軽量のウェイトは、釣り用のオモリなどを利用して自作できるので、とても手軽でオススメです。

その他の情報

喜八さんのトレーニングについて更に知りたいという場合は『ウェイトトレーニングを楽しむ』を覗いてみてください。

今回は典型的なサイクルトレーニングの例として過去に喜八さんが行なっていたメニューを紹介させて頂きましたが、喜八さんはトレーニングのメニューを毎年の様に変更されているようです。

人間の体と言うのは賢いもので、どんなに効果的だと思えるトレーニングでも体が慣れてしまうと進歩が止まってしまう事がありますので、時々変化をつけることはとても重要だと言われています。

だから喜八さんのように常に体に新しい刺激を与える方法は、とても科学的な方法と言えるわけです。

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