筋トレ記録の作成方法
基礎知識偏の「トレーニング記録を付けよう」では、筋力トレーニングを行う場合には内容を記録し、成長しているかどうかを把握することが重要であるということを書きました。
長期的に記録を残しておけば数週間前、数ヶ月前と今現在のトレーニング記録を見比べたときに
「1年前と比べると、だいぶ筋力が上がった!」
というような事はある程度判断できると思います。
しかし、本当に効果のあるトレーニングを見つけるためには、もっと正確に、どれくらい成長しているかを分析するのが理想です。
そこでこのコンテンツでは、筋力トレーニングの結果をできるだけ正確に記録し、分析するための方法について考えて行きたいと思います。
筋力トレーニングの記録方法
当たり前の話ですが、きちんと記録を分析するには、何よりもまずきちんと記録を付けておかなくてはいけません。
統計や分析の専門家だって、不十分なデータから正確な結論を出すことはできないのです。
とはいえ、プロスポーツ選手やトレーナーではないので、とにかく何でも細かく記録していたのでは手間がかかりすぎてしまいます。
筋力の成長を把握するために必要な要素について解説しておきましょう。
日付
まずは日付を記録しましょう。出来れば曜日や時間も書いておくのがベストです。
どれくらいの頻度で筋力トレーニングを行った場合に成果が出やすいか、またどれくらいの期間で扱う重量が増えているかなどを判断するのに役立ちます。
行った種目と重量・レップ数
当然ですが、実際にその日に行った筋力トレーニング種目と扱った重さ、レップ数(持ち上げた回数)を記録しておきます。
目的によっては、セット間の休憩時間なども記録しておくと良いかもしれません。
体重・体調
体重を記録しておくと、筋肉の増量や体脂肪の増量、またスポーツ選手にとって重要な体重あたりの筋力などを求めることが出来ます。
なお、体調がイマイチの時には体力が落ちて当然ですから、後で分析する時のためにもその日の体調を書き込んでおくことをオススメします。
どうやって記録する?
パソコンなどにデータを打ち込んでも良いのですが、やはりジムで記録を取るには手書きのノートが便利です。
ポケットに入る小さなサイズのノートとペンを持参していけば、それほど邪魔にもなりません。
そうそう、余計なお世話かもしれませんが、ノートには必ず自分の名前を書いておいてください。
万が一落とした時に、戻ってくる確率が高くなります(笑)
(管理人へのご連絡は不要です)