クレアチンの飲み方とサイクル
クレアチンはちょっと特殊な飲み方をするサプリメントなので、飲み方についてもう少し詳しく解説しましょう。
クレアチンはどれくらい飲む?
クレアチンをどれくらい飲めば「適量」と言えるのかについてはメーカーや本などによって少しずつ数値が違います。
(1日あたり5g程度とか体重1kgあたり0.03gとか色々な計算方法があるようです。)
クレアチンは少しずつ体内に貯まって行きながら効果を発揮してくれるタイプのサプリメントなので、量についてはあまり神経質に考える必要は無いと思います。
ただし、摂りすぎると内臓に負担がかかるので、闇雲に沢山摂ることは薦められません。
クレアチンのサイクル
クレアチンの効果を引き出すには、時期によって飲む量を変化させる「サイクル法」が良いと言われています。
ローディング期:クレアチンの飲み始め
クレアチンを飲み始める時は筋肉の中のクレアチン量を満タンにするために、4,5日~1週間の間だけ通常量の4倍のクレアチンを飲みます。
この期間ローディング期と呼んでいます。
メンテナンス期:普段は少しずつ
一度筋肉に十分なクレアチンが補給されたら、あとは消費される分だけ少しずつ摂ればいいので、飲む量をぐっと減らします。
これをメンテナンス期と言います。
ただ、減らすといってもトレーニングをする日だけでなく毎日少しずつ摂取します。
休止期:時にはお休みを
内臓への負担軽減と、クレアチン摂取に体が慣れて効果が出にくくなることを防止するために、クレアチンを飲まない期間を設けることを推奨しているメーカーもあります。
休止期を設けるならトレーニングの休養期に合わせると良いでしょう。
クレアチンに副作用は?
クレアチンは自然の食品にも含まれる栄養素で薬物のような副作用はありませんが、まだ新しいサプリメントなので「マイナス面」に関してはあまり研究が進んでいないのが現状です。
健康がメーカー推奨量だけを飲んでいれば大きな問題はないと思います。
ただし、サプリメントで補給するということは普通の食事よりも多い量のクレアチンを体に入れることになるわけですから、飲みすぎには注意が必要です。
「クレアチンを飲むと体調が悪くなる・・・」
という人は、溶かし方や一度に飲む量を見直す必要があるでしょう。
また、腎臓などの機能に不安がある方は必ずかかりつけのお医者さんに相談してから飲むようにして下さい。
クレアチンの性質あれこれ
ここで、クレアチンの特長についていくつかご紹介しておきましょう。
クレアチンには水分が必要
クレアチンは体内で水と結びつきやすい性質を持っています。体内のクレアチン量が増えると必要な水分の量も増えるので、十分な水分と一緒に摂らないと体の中が「水不足」になる可能性もあるので注意してください。
糖分と加えると更に効果的
クレアチンは糖分と一緒に摂ることによって効率良く筋肉に取り込まれる性質があります。熱湯で溶かした後は、スポーツドリンクなど糖分を含む飲み物と一緒に飲みましょう^^
トレーニング直後はゴールデンタイム
クレアチンもプロテインなどと一緒で、トレーニング直後が体に吸収されやすい時間帯です。
酸やカフェインで変質することがある
オレンジジュースに含まれる酸や、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインはクレアチンの成分を変化させてしまう可能性があるそうです。できれば強い酸味やカフェインを含まない飲み物と一緒に飲みましょう。
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