筋トレと性生活の関係
BBSにひっそりと書き込みがあったり、匿名で送られてくるメールでのご質問で意外と多いのが、
「性交渉や自慰行為は筋トレの効果を低下させますか?」
といったような筋力トレーニングと性生活に関するものです。
今回は世間ではタブー視されがちなこの問題について、ちょっとマジメに考察してみようと思います。
性交渉と体力低下の関係
まず始めに、性交渉や自慰行為が筋力や体力そのものを低下させるかどうかについて考えてみましょう。
男性・女性ともに性交渉や自慰行為を行うと、体力を消耗するのは確かです。
また、興奮状態になる事で脳もかなり疲労しますから、集中力の低下も避けられません。
しかし、これはら全て一時的なものです。
栄養補給や休養によって数時間~1日後くらいには回復しているわけですから、長期的に見れば性交渉や自慰行為がトレーニング効果を低下させる可能性はほとんど無いと考えられます。
タイミングの問題
しかし、筋力トレーニングを行う直前に体力や集中力の低下が起こっているとなると、話は違ってきます。
普段よりも集中できない、バテやすいという状態でトレーニングする事になりますので、ある程度トレーニング効果も低下してしまうことは避けられないでしょう。
このような状態で無理をするよりは、より安全に行うためにもトレーニング時間や日程を変更して、体力・集中力が回復してから仕切りなおすようにした方が賢明です。
逆に言えば、「私生活を多少犠牲にしてでもトレーニング効果を上げたい!」というストイックな人は、トレーニングを計画どおりにこなすことを前提として「私生活の調整」を行う必要があるということです。
禁欲生活の意味は?
筋力トレーニングを長く続けて行くためには、体を鍛えるために生まれるストレスとも上手く付き合って行く必要があります。
そのためには、トレーンニング効果に影響があるからといって、必要以上に自慰行為や性交渉を避けるのはあまり得策とは言えません。
しかし、例えば試合を控えているスポーツ選手などは、試合の前や強化合宿の期間中などに体力の消耗を避ける目的で禁欲生活を選択する場合も少なくないようです。
アマチュアトレーニーの場合も、特に大事な試合などを控えている間だけはトレーニングだけに集中して生活するのは有効かもしれません。
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