筋トレ&ダイエット用語集 サ行

筋トレ&ダイエット用語集 サ〜ソ

-サ-

サイクルトレーニング(Cycle Training)
一定期間ごとにトレーニングメニューを変更しながら行うトレーニングの方法。
例えば筋力トレーニングでは比較的軽いウェイト反復回数の多いメニューで筋持久力を鍛える期間と、重いウェイトを使用して最大筋力を鍛える期間に分けて行う方法等がある。

最大筋力(Maximum Muscle Power)
その名の通り一度に発揮できる筋力の限界値。本来人間の筋力は意思によって最大限発揮する事が難しいので、トレーニングにおいて実質的には”自分の意思で発揮できる筋力”と同義に扱われる事が多い。

最大酸素摂取量(VO2max)
1分間に体内に取り込む事が出来る酸素の量。この値が大きいと有酸素運動をする際に酸素不足に陥りにくくなり高いパフォーマンスを期待できる。トレーニングを積んだアスリートは、常人に比べて2倍近い酸素を摂取出来る事が知られている。

サーキットトレーニング(Circuit Training)
複数の運動種目を連続して行なうトレーニング。筋力や持久力などを総合的に向上させるのに有効であるため、競技力の強化の為に用いられる事が多い。

サプリメント(Supplement)
栄養補助食品のこと。余分なエネルギーを補給せずに必要な成分を摂取するのに便利である。広い意味ではドラッグのような効果を持つ成分もサプリメントと呼ばれる事もある。

サムレスグリップ(Samless Grip)
サムレスグリップ
samとは親指の事で、バーベルやダンベルのグリップを握る方法の一つ。
通常のグリップが親指を他の4本の指と向かい合わせて握るのに対して、サムレスグリップでは親指を他の指と揃えて、全ての指を同方向からグリップに引っ掛けるようにして握る。
握力を保持しやすいためローイング系の種目に用いられる事が多いが、グリップが滑った時の事故防止のためにストラップ等を併用する事が望ましい。

サリチル酸メチル(Methyl Salicylate)
消炎鎮痛剤などに用いられる成分で、血液の循環を良くして疲労回復を助ける働きがある。またサリチル酸メチルを含む軟膏などを体に塗り、その部分を運動に 参加させると血行促進効果により脂肪の燃焼が効率よく行なわれるとも言われている。

-シ-

シーテッド(Seated)
座った状態のこと。筋トレでは座った状態で行う種目の名前として使われる。
例えば、シーテッド・レッグプレスはマシンのシートに座った状態でウェイトを足で押す種目。

靱帯(Ligament)
骨格・筋肉を繋いで補強している組織。関節を無理な角度に曲げ伸ばししたり、過度な負荷を掛けると損傷や断裂を起こすことがある。
強度が高い反面、一度損傷すると回復にも時間が掛かるので注意が必要。

主動筋(Mover Agonist)
特定の動作を行う時にその中心となって動く筋肉。例えばベンチプレスでは大胸筋、ラットプルダウンでは広背筋が主動筋である。

自重トレーニング(Self-Weight Training)
腕立て伏せや懸垂など、自分の体重を負荷として利用する筋力トレーニング。器具を揃えなくても行える事が長所だが、体重やフォームの変動によって負荷が変動しやすい等のデメリットもある。

ジョギング(Jogging)
話が出来る程度の運動強度で走る運動。低強度で運動する事で運動時間を長く出来るので、対脂肪燃焼に適した運動とされている。

伸展反射(Extension Reflex)
急激に引き伸ばされた筋肉が反射的に縮もうとする現象。
反動をつけて動作を行ったときに通常よりも強い力が発揮できるのは、この伸展反射の力によるところが大きい。運動前ストレッチなどを行いすぎると伸展反射が起こりづらくなることがあるため、リラックスのためのストレッチは運動後に行うのが理想とされている。

-ス-

随意筋(Voluntary Muscles)
自分の意思で動かせる筋肉。筋力トレーニングの対象になるのはもちろんこの筋肉で、逆に自分の意思で動かせない筋肉(心臓の筋肉など)は不随意筋(Involuntary muscles)と呼ばれている。

スタビライザー(Stabilizer)
動作を安定させるために働く安定装置を表す単語だが、スポーツや筋力トレーニングにおいては一定の動作を行なう際に補助的に働く筋肉の総称として使われる。
例えばベンチプレスを行なう際には主動筋以外にも腹筋や背筋をはじめとして脚の筋肉など様々な筋肉がスタビライザーとして働いている。

ステアクライマー(Stair Climber)
ステッパーとも呼ばれる有酸素運動用の器具。ステップ(踏み板)を交互に踏む事でその場を動かずに階段を登るのに近い運動が可能である。

スティッキングポイント(Sticking Point)
直訳すると「行き詰る点」。筋力トレーニングにおいて人体の構造上力が入りにくく動作が止まってしまいやすい位置(体勢)のこと。

ストラップ(Strap)
ストラップ(リストストラップ)
直訳すると「紐」のことだが、筋力トレーニングにおいて「ストラップ」と言うと、主に手首に装着してウェイトに巻きつけるリストストラップを指す事が多い。
特に高重量でウェイトを体に向かって引き寄せるような動作のトレーニングでは握力が低下しやすいため、上級者の間では広く用いられている。

ストリクト(Strict)
「厳しい」という意味の単語。筋力トレーニングでは、正確なフォームで反動などを一切使わずに行う事を「ストリクトなフォームで行なう」と表現する。

ストレングス(Strength)
もともとは「強さ」という意味の言葉。スポーツの世界では腕力・あるいは筋力の事を指す事が多い。例えばストレングス・コーチは運動生理学に精通し、肉体的トレーニング全般のトレーニングを指導する職業である。

スプリット(Split)
言葉の意味は「分割」。筋力トレーニングでは全身を一度にトレーニングせず、いくつかの部分に分けて行なう方法をスプリット・ルーティンと呼ぶ。ランニングなどではある一定区間のタイムをスプリット・タイムと呼んだりする。

スロートレーニング(Slow Training)
その名の通り、ゆっくりとした動作で行なう筋力トレーニング。上げ下げにそれぞれ4秒以上掛けるのが一般的で、1レップに1分もの時間を費やす方法もある。筋肉の緊張時間が長いので、軽いウェイトでも大きな運動量となる。

-セ-

静的収縮(Static Contraction)
筋肉がその長さを変えないで収縮しようとしている状態。例えば絶対に動かない壁や柱などを押したり、引っぱったりしている状態は動きの無い”静的な”運動状態と言える。これを利用して筋力を高める方法がアイソメトリック・エクササイズ(トレーニング)である。

赤筋(Red Muscle)
瞬発力は無いが持続的に力を発揮できる筋肉。組織にミオグロビンを多く含み、見た目が赤く見えるので赤筋肉呼ばれる。遅筋とも呼ばれ、主に有酸素運動など持久系の運動で使用される。

セット法(Set Method)
1セット毎に休憩を取り、1つの種目で所定のセット数をこなしてから次の種目に移るトレーニング方法。ごく一般的な筋力トレーニングの方法として多くのトレーニーに採用されている。

成長ホルモン(Growth Hormonene)
その名の通り内臓や筋肉・骨格を発達させるホルモン。筋力トレーニングを行うと血中の成長ホルモン濃度が 飛躍的に高くなる事が明らかになっている。年齢と共に次第に分泌量は低下していく。

前脛骨筋(Tibialis Anterior Muscle)
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
すねの前側(体の正面側)にあり、主につま先を上げる動作などで中心となって働く筋肉。

下腿三頭筋とは拮抗筋の関係にあり、この筋肉が弱いとつま先がスムーズに上げにくくなり、つまづきにより転倒しやすくなる。

-ソ-

ソイプロテイン(Soy Protein)
大豆
ソイ、つまり大豆のタンパク質のこと。
サプリメントの世界で「ソイプロテイン」という場合は一般的に大豆を原料として作られるプロテインパウダーのことを指す。
『プロテインの種類と効果』

鼠径部・鼠蹊部(Inguinal Region)
鼠径部
下腹部の中央にある逆三角形の部分で、いわゆる「股間」と表現される部分を含む恥骨付近の部位
激しく体を捻る動作を繰り返すようなスポーツを行った場合に筋力バランスが崩れると、鼠径部痛症候群(ヘルニアの一種)を起こす事がある。

ソニック(Sonic)
ツインソニック セルライトマッサージャー
音波のこと。 本来は毎秒2万ヘルツ以上の人間の耳に聞こえない周波数の音波が超音波(Ultrasonic)として区別されるが、超音波を利用した健康器具や美容器具には商品名に「ソニック」という名前を使用している物が多い。


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