筋トレ&ダイエット用語集　ラ行

リカバリー、レップ、ロウイングなど、「ラ～ロ」から始まる筋トレ＆ダイエット用語です。

-ラ-

ライイング（Lying）
寝転がった姿勢を示す言葉で、筋力トレーニングの種目名などに用いられる。
例えばライイング・トライセプス・エクステンション（lying triceps extension）は、仰向けになって寝転んだ状態をとり、上腕三頭筋の力によってウェイトを持ち上げる筋力トレーニング種目である。

ラック（Rack）
物をかけたり、収納したりできる棚のこと。
フリーウェイト中心のトレーニングジムではダンベルラックやプレートラックが用意されていることが多い。また、トレーニング設備として用いるパワーラックも金属製ラックの一種である。

ラット（Lat）
広背筋（Latissimus dorsi muscle）の略称。
例えばラットプルダウン（Lat Pull Down）は、ウェイトにつながったハンドルを広背筋の力によって体に引き付けて行う筋力トレーニング種目である。

-リ-

リカバリー（Recovery）
取り戻す、回復するという意味の英単語。
フィットネスに用語としては、体が失った栄養素を補給する場合や、スポーツ等で体勢が崩れた際にそれを立て直す場合に用いられる。

用例：疲労した筋肉のリカバリーには糖質が必要です。
意味：疲労した筋肉の回復には糖質が必要です。

リカバリー・レート（Recovery rate）
直訳すると「回復率」。筋力トレーニングにおいて休養に伴う筋肉の回復の割合を示す用語だが、超回復を起こすまでの時間の長さなどを表すためにも使われる。

リストストラップ（Wrist Strap）
ストラップの項を参照。

-ル-

ルクス（lux）
照度、つまり明るさの単位。
スポーツジムでは安全性の問題から、普通の一般住宅の部屋やオフィスよりも明るい照明を採用していることがほとんどである。
ただし、過度に明るい照明を使用すると眼精疲労の原因になったり睡眠のサイクルを狂わせることがあるので注意が必要。

ルーチン（Routine）
本来は「処理の順番」や「手順」という意味の単語。
トレーニングにおいては、「メニュー」とほぼ同じ意味で用いられ、どんな内容で何レップ・何セット行うか、またどれ位の休憩時間を設けるかという内容を表す。
トレーニング雑誌等にはしばしば「初心者のためのルーティン」などというタイトルで、トレーニングメニューが紹介されている。

-レ-

レストポーズ法（Rest pause training）
5レップ以下が限界の重量でセット開始し、限界に達したら10秒～数十秒の短いインターバルをはさんでまた再開・・・を繰り返すことで、高重量で高回数をこなすトレーニング方法。
体にかかる負担が大きく、無計画に行うとオーバートレーニングに陥りやすいので注意が必要である。

レッグ（leg）
脚のこと。日本語では脚部全体を「足」と表現することも多いが、英語圏ではくるぶしから下は「Foot」と区別されている。
このため、太ももの筋肉（大腿四頭筋）を鍛える筋力トレーニング種目はレッグプレス、またその裏側にあるハムストリングスを鍛える種目はレッグカールというように呼ばれている。

レップ（Rep）
繰り返し, 重複, 反復を意味する単語repetitionの短縮形。
一定の動作を繰り返す場合に、○○回→○○レップ（ス）と表現される。

用例：腕立て伏せを10レップス、3セット行いましょう。
意味：腕立て伏せを10回、3セット行いましょう。

れん縮（Twitch）
筋痙攣（筋クランプ）ほど激しくはないが、筋肉が本人の意思と無関係にピクピクと収縮する症状。

まぶたの筋肉などで発生することが多く、主に筋肉の疲労やミネラルバランスの崩れなどが原因だと考えられているが、まれに何らかの原因で神経が圧迫されて起こる事がある。

-ロ-

ロウイング（Rowing）
ボート漕ぎ、漕艇のこと。
オールを使って船を漕ぐ動作は、オールを持つ手を体にひき付ける動作を繰り返すため、ウェイトを体にひき付けるタイプのダンベルローイングやベントオーバー・ローイングなどの筋力トレーニング種目の名前として用いられている。

ロック（Lock)
本来は「固定する」「鍵をかける」という意味の単語だが、筋力トレーニングにおいては関節を伸ばし切って突っ張った状態にすることを「関節をロックする」と表現する事がある。
関節をロックした状態では筋肉にほとんど負荷がかからないため、筋力トレーニングを行う時は稼動させる関節を伸ばしきらないことが基本である。

ローリングシャフト（Rolling Shaft） ベアリングが内蔵されている事により、ウェイトプレートを装着する部分が回転するようになっているダンベル・バーベル用のシャフト。
通常のシャフトに比べると効果だが、プレートに回転の力が生じた場合でもグリップ部分を安定して保持することが出来るという長所がある。