体重を正確に測るには
体重を管理するには、当たり前ですが体重を正しく測って、それを正しく判断することが重要になってきます。
とはいっても、特別に精密な体重計を新しく購入しなければならないという訳ではありません^^。
ごく普通の体重計とちょっとの工夫で、体重を正しく図って、判断するための注意点についてまとめてみましょう。
出来るだけ毎日、同じ時間に測る
体重は最低でも1日1回は測りましょう。
「体重計に乗るのが怖い!」
なんて言って現実から目を背けていては、目標は達成できません。
さらに、人間の体重は一日のなかでも時間帯によってかなり変動します。
食事の前後や、飲み物を飲む前後などを比較すると体重計の誤差と合わせて1kgぐらいの差が出ることも珍しくありません。
体重管理は計った時点で何kgか?ということよりも、どう変化しているかを見ることのほうが大事です。
だからバラバラな時間に測って誤差が大きくなる、とデータ同士の比較ができず、その結果として体重の増減が分かりにくくなってしまいます。
朝起きたら必ず測る、あるいは毎日お風呂上りに測るなど、自分なりのルールを決めて測る必要があるでしょう。
ちなみに研究所長は、朝起きてトイレに行ってから測る、という方法に統一しています(笑)。
服装を考慮する
体重は測る時間帯だけでなく、服装にも影響されます。
「洋服なんて大した重さじゃないから。」
と思っている人も多いようですが、Tシャツ・短パンというような夏の軽装と、トレーナーなどを着込んだ冬の厚着では1kg以上の差は出てくるでしょう。
神経質になる必要はありませんが、洋服を着て体重を測る場合はある程度の補正が必要になります。
日々の変動に惑わされない
体重には時間帯による変化だけでなく、1週間、1ヵ月といったサイクルでも変化しています。
例えば特定の曜日に運動をする習慣のある人は、運動する日としない日の体重を単純に比較することはできないでしょう。
また休日と平日では、食事の摂り方に差が出てくるかもしれません。
女性の場合は月経周期も大きく体重に影響するでしょうから、更に長い期間で体重の変化を見ていく必要があると思います。
そして・・・
どんなに正しい方法でダイエットを行ったとしても、毎日必ず体重が減るということはあり得ません。
逆に体重を増やそうと食べる量を増やしたとしても、必ず毎日体重が増えるわけではないのです。
大切なのは昨日よりも体重が増えたか、あるいは減ったかという日々の変化を見ることではなく、一定期間の動きを見て体重が減っているのか、それとも増えているのかを判断することです。
次のページでは、もう少し具体的に、体重測定の注意点について書いてみたいと思います。
(管理人へのご連絡は不要です)