体重計の誤差を小さくする方法
体重が増えているのか減っているのか、それとも維持できているのかを測るには、最低でも1日に1回は体重計に乗ったほうがいいです。
そして、推移を正確に把握するためには、測るコンディションを統一することも大事になってきます。
これは「体重測定のコツ」にも書いたとおりです。
しかし、同じ時間に習慣的に測るようにしても、体重計の表示する数値が安定しないことがあります。
人間の体重が水分量の変化などによって変動しやすいということを別にしても、体重計にはわずかですが測定誤差があるからです。
体重を測り直したくなることは?
これは体重に限ったことではないですが、数値を測る機械の誤差を0に近くするのは、技術的にかなり難しいことです。
実験室などの厳密な環境で管理している精密機械でも、何度も同じものを測定した時に違う数値が出ることは当たり前のように起こります。
ましてや家庭用の体重計に「同じ重さの人が乗ったらいつでも同じ数値を出せ」というのは酷というものでしょう。
しかし、体重の場合はこの誤差が話をややこしくすることがあります。
例えば、ダイエットをしている場合、前日よりも体重が減ったのか、増えたのか、それとも変わらないのかということが重要な意味を持ってきます。
家庭用の体重計の多くは100g単位の表示になっていますが、前日に50.0kgだった体重が、今日50.1kgになっていたら、
「昨日もちゃんと食事制限していたのに・・・」
なんて落胆してしまうこともあるでしょう。
一応念のため言っておくと、ダイエットでは毎日の体重の変化に一喜一憂するべきではありません。
重要なのは長期的な体重の変化であって、どんなに順調にダイエットをしていても日々の体重は上がったり下がったりするものだからです。
しかし、そうは言っても、体重が増えれば不安になるのがダイエッターの心理というものでしょう。
100g増えていたら、
「アレ?何かの間違いじゃないかな?もう一度測ってみよう。」
なんて測りなおして、低い数値が出たらそれを採用したくなることもあるかもしれません。
でも、
「昨日はちょっと運動が足りなかったから、増えていても仕方ないか。」
とか、
「いや、昨日は食べた量が少なかったんだから、きっと減っているはずだ!」
なんていう自分の先入観や気分で体重を測りなおしたり、日によって測り直さなかったりしていたら、せっかく毎日同じ時間にデーターを取っている意味が薄れてしまうことになりかねません。
測りなおしにルールを設定する
そこで提案したいのが、体重の測りなおしにルールを設ける方法です。
例えば、体重計がなんとなく信用できなくて、
「どうしても測りなおしてしまいたくなってしまう。」
という場合は、
・毎日3回測って2回出た数値を採用する
・3回とも違う数値が出た場合は、真ん中の数字を採用する
というふうに決めるわけです。
こうすれば自分の意志で数値を選ぶことがないので、長期的に見れば誤差によって重く表示された場合と軽く表示された場合が平均化されて、データーに与える影響は少なくなります。
もちろん何度も測るのが面倒だという場合は、
・何回測りなおしてもいいけれど、記録するのは必ず最初に測った数値にする
というような決め方をしてもいいでしょう。
大切なのは、自分の気分で選ぶのではなく、いつも同じ基準で採用する数値を決めることです。
間違っても3回のうち1回で低い体重がでたからといって、
よし、あと2回測って5回勝負でいってみよう。
なんて考えたりしないようにしてください(笑)。
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