第5のボトルネック -筋トレ時間と休憩時間-
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さて、今回の内容は・・・
■第5のボトルネック -筋トレ時間と休憩時間-
「筋トレの効果をジャマしてるのは何だ!?」
というテーマの第6回、今回は筋トレと時間の関係について書いてみます。
筋トレに割く時間は、人によってかなりバラつきがあると思います。
短時間でサクっとすませる人もいれば、時間をかけてみっちり体を鍛える熱心な人もいるでしょう。
器具の種類や場所によっては準備に時間が必要だったり、誰かと一緒にトレーニングすることによって必要な時間の長さが変わってくるかも知れません。
しかし、筋トレするときは「時間」についても意識しておかないと、効果が落ちることがあるのです。
筋トレでは高い集中力が要求されるので、筋肉だけではなく脳もかなり疲労します。
そして人間の脳は、もともと長時間にわたって集中力が続くようにはできていません。
筋肉というのは基本的に「怠け者」の性質を持っています。
必要もないのに大きな筋力は出したくないので、普段は力を温存しているのです。
(だからこそ命が危険にさらされたりすると、「火事場の馬鹿力」が出たりするわけですね。)
その怠け者の筋肉を強い力で収縮させるには、脳から強い命令を出さなきゃいけない。
なかなか働かない部下に仕事をさせようとすると、命令している上司も疲れるのと同じですね(笑)
実は筋トレで一番最初に疲労するのは脳で、思考力を高めるようなサプリメントを摂ると筋トレ効果が上がるという説もあります。
それくらい、脳はいつも苦労しているんです。
あなたの脳は普通の人より高性能かも知れませんが、それでも人間である以上、限界はありますよね。
だから筋トレ時間を長くし過ぎると、ますます集中力は落ちやすくなり、筋トレの効率は悪くなります。
特にジムでトレーニングしている人は、友人・知人と話をしているうちに休憩時間を摂り過ぎていることも多いです。
実際にジムで色々な人を見ていると、トレーニング時間の半分以上がおしゃべりというトレーニーがかなりの割合で存在することに気づくでしょう。
さすがに誰かと一緒にトレーニングしている時も話を一切しないで、黙々とウェイトを持ち上げるというのは無理かも知れませんが・・・
それでも、気づかないうちにダラダラと時間を過ごしてしまわないように注意をしておくべきだと思います。
できれば仲間とトレーニングするときはストップウォッチや時計を用意して、お互いにそれを意識した方がいいですね。
ゆっくり話すのは、ウォームアップやクールダウンの時にでもできますから。
自宅で一人でトレーニングしている人も、やっぱり時間管理を意識しないとマイペースになりすぎる危険があります。
特にテレビを見ながら筋トレをしているような「ながらトレーニー」(造語)は要注意。
きちんと休憩時間を測ってトレーニングするように心がけましょう。
まさか筋トレ直前に食事をする人はいないでしょうから、2時間も3時間も筋トレに時間をかけていたら、終わりごろにはガス欠になって筋肉が分解されてしまう可能性だってあるのです。
筋トレでは短時間で筋肉に集中的に負荷をかけて、その後ゆっくり休ませるのが基本だということを忘れてはいけません。
筋トレ時間はどんなに長くても90分程度。
できれば1時間以内に終わらせるのが理想だと思います。
ちなみに学校の授業が45分とか90分に区切られているのも、脳が集中力を発揮できる時間の限界を考えてのものだそうですよ。
■参考情報のご紹介
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シューズというのは意外と重要で、重心が狂うと筋トレ効果も変わったりするので、一度チェックしてみてください。
『正しいランニングシューズの履き方』
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