第3回目:巻きにくくてもストラップ

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91.25日で体を変える肉体改造研究所メルマガ。

タイトル通り、約三ヶ月を1クールとして、筋トレやダイエット、栄養学に関する情報を発信させていただいております。

第4クールのテーマは
「肉体改造アイテム活用術」
ということで、肉体改造アイテムの本来の性質・効果を理解したり、ちょっと工夫するだけで効果がさらにアップするような使い方を紹介していきます。

そして、今回の内容は・・・

■第3回目:巻きにくくてもストラップ

です。

知らない人もいるかも知れませんが、筋トレ用のアイテムの1つにリストストラップというものがあります。

これはその名の通り、リスト(手首)に巻きつけて使うもの。

一体何のためにそんな物を巻くのかというと、それは握力を補助するためです。

背中の筋肉を鍛える筋トレ種目などでは、バーベルやダンベルなどのウェイトを、強く引っ張る動作を行います。

しかし、扱うウェイトが高重量になってくると、背中の筋力よりも先に握力が落ちてしまいます。

そうすると、まだ背中の筋力に余裕があるのにトレーニングが続けられず、目的の筋肉を十分に鍛えることができなくなるのです。

「握力が弱いなら、そっちもバリバリに鍛えればいいじゃん」
と思うかも知れませんが、話はそれほど単順ではありません。

人体の構造上、背中の筋肉をしっかり鍛えると、よほど握力に偏ったトレーニングをしていない限り、握力の方が先にバテてしまうからです。

だからストラップで握力を補助することで、背中の筋力の限界までトレーニングを続けた方が合理的なのです。

しかしこのストラップ、使いこなすのがなかなか難しい。

まず、自分の手首に固定されているストラップの端っこをダンベルやバーベルのシャフトに巻き付けるのが結構大変です。

さらに、片手の片手のストラップを巻きつけると、その手はウェイトに固定されるわけですから、残りのもう片方のストラップを巻きつける時は完全に片手だけでやらなければなりません。
(ややこしくてすみません(笑))

そして、巻き方がユルいと、どうも握力が助けられる感じがしなくて、違和感だけが残ってしまったりします。

つまり、初心者には敷居が高いアイテムなのです。

だから、使ってはみたものの、
「自分には合わないのかも・・・」
と、活用することを諦めてしまう人もけっこういます。

しかし、どうかここで踏ん張って下さい。

ちょっとお説教臭く思えるかも知れませんが、何事も最初から上手く行くとは限りません。

はじめはしっくりこなくても、何度も挑戦しているうちにその動作や感触が手に馴染んで、やがて無くてはならないアイテムになってくれるかも知れないのです。

筋トレの極意は目的の筋肉に意識と負荷を集中することですから、握力の低下を気にしないで思いっきり背中を鍛えられれば、とても効率の良いトレーニングが可能になります。

もちろん、どうしても使いにくいなら無理にとは言いませんが・・・

もしもあなたがまだストラップを使っていないのなら、石の上にも三年とは言わないまでも、せめて3ヶ月くらいかけて、ストラップの使い方を習得するつもりで頑張ってみて欲しいと思います。

ちなみに、巻き方の解説はこちらです。

■参考情報のご紹介

今回ご紹介するレポートは、ストラップと関係ある内容ということで、ダンベルやマシンなどを使わなくても背中の筋肉を鍛えられる方法です。

懸垂やラットプルダウンのように背中全体を鍛えるのは難しいですが、自宅トレーニーなら取り入れる価値は大いにあるでしょう。

『発表!! 坂本龍馬が行っていた背中のトレーニング法』
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