第4回目:レストポーズ法

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タイトル通り、約三ヶ月を1クールとして、筋トレやダイエット、栄養学に関する情報を発信させていただいております。

第6クールのテーマは、
「筋トレテクニック集」
ということで、筋肉に新しい刺激を与えたり、筋トレの内容をレベルアップさせるようなテクニックを解説していきます。

そして、今回の内容は・・・
■第4回目:レストポーズ法
です。

レストというのは「休む」ポーズというのは「ちょっと止まる」というような意味を持つ英単語です。

テレビゲームなどで決まったボタンを押すと、画面に「PAUSE」と表示されて動きが止まり、もう一度ボタンを押すとゲームを再開できますが、あの「ポーズ」のことです。

「カッコイイポーズをキメる」のポーズではありませんのでご注意を。
(研究所長は昔、間違えて覚えてました(笑))

さて、このレストポーズ法ですが、名前の印象とは裏腹に、ゆっくり休めるような
方法ではありません。

これは完全に、筋肉に強い刺激を与えるための方法言い換えれば筋肉を「追い込む」ための方法です。

さっそくですが、やり方を解説しましょう。

例えば脚の筋トレとしてスクワットをやっていて、その重量(メインセット)が80kg×10回(レップス)だったとします。

1セット目に筋力を絞り出して何とか10回をクリア。しばらく休憩して2セット目を開始!

しかしその2セット目で、同重量・同回数というのは恐らく無理でしょう。

よほど余力を持って1セット目を終えていない限り、疲労の影響でレップ数は少なくなると思います。

普通なら6~8回もできれば十分に頑張ったと言えるはずです。

しかし、レストポーズ法なら事情が少し違います。

仮に7回でバテたとしたら、バーベルをラックに戻してそこで短時間の休憩を取るのです。

短時間というのは、例えば5秒とか10秒、あるいは15秒というような秒単位の時間です。

そもそも人間の筋力というものは、フル回復するまでにかなりの時間を必要とします。
しかし、極端に疲労した状態から一定のレベルまで回復するだけなら、数秒~数十秒もあれば可能なのです。

だからレストポーズ法では、ごく短時間の休憩を取り、すぐに残りのレップをこなすという方法をとります。

つまり、1セット目は10回だったスクワットを、2セット目は7回+3回という形で分割するわけです。

さらに3セット目も同じ重さで続けるなら、その時は休憩の秒数も少し長めに、休憩の回数も増やす必要があるでしょう。

まとめると、同じ80kgで
1セット目:10回
2セット目:7回・3回
3セット目:5回・3回・2回
というようなやり方をするということです。

もちろん、全てが計画通りに終わるとは限りません。

最初のセットで頑張れば頑張るほど、2セット目以降は筋肉がバテて辛くなってくるでしょう。

休憩を入れたとしても、1回も持ち上がらない可能性だってあります。

しかし、レストポーズ法の目的は無理をして回数をこなすことではありません。
目的は筋肉に必要な刺激を与えることなので、その目的が達成できれば予定の回数より少なめに切り上げてもいいと思います。

また、レストポーズ法は筋肉が受けるダメージが大きく乱用するとオーバートレーニングになりやすいので十分な注意が必要です。

他の追い込み系のテクニックと同様に、初心者が行うべきではない方法と言えるでしょう。

筋力自慢のあなたでも、筋トレの度に毎回この方法を使うのは危険だという事を理解しておいてください。

■参考情報のご紹介

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