第10回目:サーキット法
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます^^
91.25日で体を変える肉体改造研究所メルマガ。
タイトル通り、約三ヶ月を1クールとして、筋トレやダイエット、栄養学に関する情報を発信させていただいております。
第6クールのテーマは、
「筋トレテクニック集」
ということで、筋肉に新しい刺激を与えたり、筋トレの内容をレベルアップさせるようなテクニックを解説していきます。
そして、今回の内容は・・・
■第10回目:サーキット法
です。
サーキット法は、サーキットトレーニングと呼ばれることもあります。
サーキットというのは「回路」という意味の言葉。
電子回路やレース場のサーキットのように中を何かがグルグル回れるような構造のことです。
サーキット法を一言で説明するなら、「いくつかのトレーニング種目をセットにして、連続的にそれをこなすトレーニング法」という感じになります。
例えば
ダンベルプレス
↓
ダンベルスクワット
↓
ダンベルローイング
↓
クランチ
というような流れです。
連続的にというのは、休憩を全く入れないか、あるいは15秒とか30秒というように
限られた休憩に限定するという意味です。
ところで、続けていくつかの種目をこなすというと、スーパーセット法のような筋トレ法を思い浮かべる人がいるかもしれません。
しかし、サーキット法とスーパーセット法では、種目の選び方や目的に違いがあります。
例えばスーパーセット法では
アームカール(上腕二頭筋)&トライセプスエクステンション(上腕三頭筋)
というような組み合わせで、腕を鍛えたりします。
これは、腕の筋肉を短時間で追い込むためです。
しかし、サーキット法では単関節種目よりも、ベンチプレスや懸垂、スクワットのような全身運動に近い複合関節種目で構成するのが基本です。
これはなぜかというと・・・
サーキット法では特定の筋肉を追い込むことより、負荷の高い運動を次々にこなす体力や持久力を養う事を主な目的としているからです。
ボディービルダー的というより、スポーツ競技者的な要素が強いと言えるかも知れません。
そして、サーキット法の最大のメリットは、短時間でたくさんの筋肉を鍛えられることにあります。
例えばさっきの例のように
ダンベルプレス
↓
ダンベルスクワット
↓
ダンベルローイング
↓
クランチ
と連続で行えば、数分でほぼ全身の筋肉を鍛えられることが可能になるでしょう。
これを何サイクルかやったとしても、普通の筋トレの数分の1の時間で済むはずです。
だから時間に余裕のない中で肉体改造したい人には最適。
運動量も多いので、ダイエット効果も期待できます。
ちなみにYoshiさんの『SHOT法』は、このサーキット法を進化させた方法です。
ただし、サーキット法にも欠点はあります。
それは休憩を入れずに連続してセットをこなすので、じっくり1セットずつ集中してやる方法に比べると、負荷を軽くしなければならないことです。
だから最大筋力を伸ばしたいなら、サーキット法より普通の筋トレ法を採用するべきでしょう。
ただ、バルクアップや最大筋力重視だったとしても、より実戦的な「使えるカラダ」を作るために、時々はサーキット法を取り入れるのがいいと思います。
時間のない時にサクッと全身を鍛えるためにも、あなたのトレーニングのバリエーションに加えてみて下さい^^
■参考情報のご紹介
腹筋は筋肉の中でもなかなか疲労しにくく、筋トレの時も動作の回数が多くなりがちです。
トレーニングに飽きてしまわないためにも色々なバリエーションで腹筋を鍛える方法を身につけておきましょう。
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