筋トレの限界年齢は?

会社員には定年というものが存在し、多くのサラリーマンは60歳になると仕事の第一線を退きます。

スポーツ選手の寿命は全体的にもっと短く、30代くらいになると引退して指導者に転身したり、タレントになったりする選手も多いようです。

ところで、筋力トレーニングというものは、一般的に言ってどれくらいの年齢まで続けられるのでしょうか?

今回は筋トレと年齢の関係についてちょっと考えてみました。

個人で行えて「選手寿命」のない筋トレ

当たり前ですが人間は歳をとると、運動能力が低下していきます。

そしてプロスポーツ選手なら自分の能力がプロとして求められるレベルを満たせなくなったときは引退する必要があるでしょう。、

成長のピークを過ぎると、運動能力は年齢とともに低下していきます

アマチュア選手にしても、個人として、またはチームの一員として最低限の能力を発揮できなくなれば、やはりプレーを続けるのは難しくなります。

仮に個人でマラソンや水泳などを楽しんでいるような場合でも、一定の距離を走りきる体力や安全を保って泳げる体力が最低限必要になると思います。

しかし、筋力トレーニングはスポーツ的な要素を持っているとはいえ、他人と競争して技や力を競う「競技」ではありません。

歳をとって体力レベルが低下しても、トレーニングの内容をその都度自分の体力・筋力に合わせていけばいつまででも続けられます。

極端な話ですが、歩けなくなっても上半身の筋力トレーニングは続けられますし、仮にダンベルを持ち上げるだけの筋力が無くなったとしても、重力に抵抗して体を動かせばそれが筋力トレーニングになるわけです。

だから筋力トレーニングは、自分で選択しない限り選手寿命が尽きるということはありません。

歳をとっても体を鍛えている鉄人たち

参考までに、一般的には「高齢」とされる年齢になっても体を鍛えつづけている鉄人たちの情報をご紹介しましょう。

歳をとっても体を鍛えている鉄人たち

筋力トレーニング=ボディービルというわけではありませんが、年齢と筋トレの関係を考える上での参考例にはなると思います。

まず、こちらのページ(中段くらい)で紹介されているのは70歳のボディビルダーの方です。
・・・研究所長は全く勝てる気がしません(苦笑)。

さらに、こちらのページには83歳のボディービルダー(撮影時点)の写真があります。

筋肉の量はさすがに若い人には敵わないものの、腕周りの筋肉は、とても80代には見えないでしょう。

人間の体は誰でも歳をとるごとに縮んで、乾いて張りを失っていきます。

しかし、だからこそ歳をとっても情熱を持って体を鍛え、体型を保っている人は飛びぬけてカッコよく見えるのではないかと思います。

「明日、世界が滅びるとしても、今日、君はリンゴの木を植える」という名言がありますが、トレーニーたるもの、
「明日、この肉体が滅びるとしても、今日、私はダンベルを持ち上げるぞ!」
くらいの気持ちで筋トレに取り組みたいものです(笑)

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