ダイエットとお風呂の効果

暑い時期や忙しくて時間が無い時には、お風呂に入らずシャワーだけですませてしまう、という人も多いかもしれません。

しかし、特にダイエットしている時はできるだけ入浴をするようにしてみてください。
入浴には体の汚れを落とすだけでなく、痩せるためにプラスの効果があるからです。

血行促進効果

まず一つ目の大きなメリットが、体が温まることや、適度な水圧がかかることによる血行促進効果です。

体が温まると毛細血管が広がり、体のすみずみまで血液が行き渡りやすくなります。

体脂肪も血液の流れに乗ってから分解されるわけですから、血行がよくなっていた方が良いことは言うまでもありません。

また、普段の生活の中では足の方に溜まってしまいがちなリンパ液なども、水圧によって循環しやすい状態になります。

もちろんシャワーでも体がまったく体が温まらないということはありませんが、全身がお湯に浸かっている状態に比べれば効率が悪いですし、水圧がかからないという欠点もあります。

老廃物の排出（デトックス）効果

二つ目が体温の上昇と発汗による老廃物の排出、いわゆるデトックス効果です。
汗には水分や塩分などと一緒に、体の中の老廃物を外に出してくれる効果があります。

体重は水を飲む事で元に戻ってしまいますが、いらない成分をどんどん外に出して、新しい水分を取り入れることが物質の出入り、つまり代謝を活性化させることにつながるのです。

ただし、お風呂に入る前や出た後には適度な水分補給を行うことが大切です。

さらに、肌をお湯に浸せば皮膚についた汚れもスムーズに落とす事ができ、皮膚をゴシゴシこする必要はなくなります。
これが美しい肌を保つための秘訣の一つなのです。

リラックス効果

最後の一つが、ゆっくりと入浴するによる心のリラックス効果です。

リラックスする時間を確保する事は、ストレスを軽くすることにつながります。

特に、ストレスが食欲につながりやすいというタイプの人は、ゆっくりお風呂に浸かることを心がけてみてください。

入浴時の注意

体を中まで温めるためには、ぬるめのお風呂に長く浸かるのが基本です。

温度としては40℃以下（38～39℃）にして、20分以上を目安にゆっくり入りましょう。

ただ、季節や環境によっては湯沸し機の設定温度を39℃くらいにすると、入るときにぬる過ぎると感じるかもしれませんので、できれば温度計できちんと測って、長い時間入浴する時は途中で熱いお湯を足すなどして調節するのが理想です。

また、入浴による色々な効果は半身浴でも得られますので、ただジッとお湯に浸かるのが苦手な人は、読書などしながらの半身浴室が良いかもしれません。

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