停滞期を乗り切る方法
ダイエットを続けていると、ほぼ必ずと言って良いほど「停滞期」という時期を経験します。
食事制限と運動によって順調に体重が減ってきて、
「よし、このまま順調に行くぞー!」
と思ったのに・・・ちゃんと努力しているのに体重がピタッと止まり減らなくなったり、時には微妙に増えてみたりする。
一生懸命頑張ってるのになぜ体重が減らないの?とゲンナリしてしまう期間です。
この辛い停滞期を乗り切るにはどうすれば良いのでしょうか?
停滞期は必ずやってくる
まず知っておいてほしいのが、停滞期は正しいダイエットをしていく上で必ず経験するものだという事です。
人間の体がある一定の状態を保とうとする「恒常性」という性質を持っているので、状態が変化することを嫌って痩せた体を元に戻そうとします。
そして、時間をかけてゆっくりダイエットしたとしても、この恒常性の力はある程度働いてくるのです。
消費するカロリーに対して摂取カロリーが少なく、さらにそれによって体重が減ってきたわけですから、
「うーん、体重が減ってきたぞ、これは節約しないとマズイかな?」
と体が判断するわけです。
焦らず対処しよう
停滞期に入ると体重は減りにくくなりますが、そこで焦ってはいけません。
体が多少の節約をするとはいっても限界がありますから、ほとんどの場合は根気良くダイエットを続けていれば、やがて体重は少しずつ減り始めるのです。
不安になって食事の量を減らしすぎたり、無理な運動をする必要はありません。
停滞期というのは目的地に向かうトンネルの中を歩いているような状態で、体重が減っているという目に見えた結果が得られなくても、ちゃんと前には進んでいるのです。
停滞期の長さは?
研究所長の経験から言うと、停滞期の長さは2、3週間~1ヶ月くらいになる事が多いようです。
個人差もかなり大きいですが、一般的に女性の方が長くなる傾向にあります。
きちんとダイエットを続けているのなら、停滞期に入ってもペースを変えずにじっくり続けてみましょう。
無理をし過ぎると、肉体的にも精神的にも余計なストレスをかけてしまいダイエット失敗の原因になります。
それでも停滞が続いたら?
停滞期に入った後、2ヶ月も3ヶ月もダイエットを続けていても全く痩せる気配が無かったら、その時は方法を見直す必要があるかも知れません。
食事の量だけでなく栄養のバランスがきちんと取れているか?ダイエットに適した内容の運動を十分に行っているか?などをもう一度チェックしてみましょう。
ただし、体重が減らないだけでなく健康状態にも問題がある場合は無理をしないことが大切です。
場合によっては体調不良が原因で体重が減らないこともあるので、まずはきちんと専門家の診察を受けて健康状態を把握しなくてはなりません。
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