ダイエットと水分摂取の方法

「ダイエットの基礎知識」では、ダイエットをする時には十分に水分を摂っておかないと脂肪燃焼のためにはマイナスであるということを書きました。

今回は一歩進んで、水分をどんなタイミングで、どれくらいの量を飲むべきか?という事についてまとめてみましょう。

一日に飲む水分の量は?

ダイエットをしているかそうでないかに関わらず、一日に摂取する水分の量は2~3リットルくらいあった方が良いと言われています。

とは言っても、水分は飲み物だけでなく、食物などから入ってくる量もかなりあるので「摂取量2L」といっても、毎日ペットボトル一本分の水分を飲まなければならないというわけではありません。

また、体の大きさや一日の発汗量にもよっても必要量が変わります。

実際問題として量を厳密に管理するのは難しいと思うので、標準摂取量(2~3L)の半分くらいを意識的に摂るようにすれば十分でしょう。

たとえば女性なら1Lくらい、男性なら1.5Lくらいを「これくらいは飲むようにしよう」という大雑把な目安にすればいいと思います。

なお、水分は多少多めに摂ってもすぐに排出されますが、無理をして飲むと内蔵に負担がかかったり血圧が上がったりすることもあります。

あくまでも「自然に飲める範囲で」ということが水分摂取の基本です。

ダイエットと水分補給のタイミング

次に水分摂取のタイミングについてです。
ポイントがいくつかありますので、項目別にまとめてみましょう。

基本は「チビチビ飲む」

人体は汗をかく事や、血液中の老廃物から尿を作り出すことなどによって、少しずつ水分を消費していきます。

水分補給をこまめに行うことで、体の「水不足」を防止できます

そして水分が足りなくなると「のどが渇いた」という感覚が起こってきます。

しかし逆に考えるとのどが渇いた時には既に水分が足りなくなっているわけです。
なので、水分補給は「のどが渇く前に必要な水分を少しずつ補給する」のが理想です。

体に余計な負担をかけずに水分を吸収させるためにも、一度に飲む水分の量は200~250ml程度を上限にしましょう。

起きた時や寝る前に飲む

寝ている間は当然水分補給ができず、また汗をかく時間帯でもあるので、朝起きたらすぐにコップ一杯程度の水分を摂ると良いでしょう。

寝る前に水分を摂るとトイレに起きてしまってよく眠れない、という体質でなければ、寝る前にあらかじめ水分補給をしておくのも有効です。

食前・食事中に飲む

ダイエット中は食前や食事中に水分を補給すると、満腹感が増して食べ過ぎを防止できます。

運動前後、入浴前後に補給する

運動や入浴で汗をかくときは、あらかじめ少し水分補給をしておき、さらに一通り汗をかいた後でまた足りない分の水分を補うといいでしょう。もちろん運動中や入浴中に少しずつ飲み物を飲むのも良い方法です。

どんな飲み物を飲むべき?

当然ですが、ダイエット中は糖分を含む飲み物は避けるべきです。

できればミネラルウォーターなどの「水」がベストですが、カフェインの摂り過ぎに注意すればお茶などを飲んでも良いでしょう。

水道水は塩素などの有害物質を含んでいるので、どうしても他に飲むものが無いという時以外は避けた方が無難です。

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