器具選びの注意点と失敗例

スポーツジムは筋力トレーニングを行うのに最適な場所ですが、残念ながら通うのが難しい人も少なくありません。

「トレーニング器具を買うときはどうやって選び、何から用意したら良いのでしょうか?」そんなご質問も何度となく頂きました。

ここはひとつ、器具を自作するほどの「自宅トレーニングおたく」でもある研究所長が、自宅で筋力トレーニングを行う場合の器具選びについてまとめてみたいと思います。

器具選びの大切さ

自宅でのトレーニング環境は、設備の整ったジムに比べると不便な点が多いのが現実です。

スペースが狭かったり、床が傷つきやすいフローリングだったり、家自体が構造的に古くなっていて重い器具を置くと危険だったりということは珍しくないでしょう。

だから自宅で筋力トレーニングを行うには、器具も注意深く選ぶ必要があるわけです。
実際のところ、選び方を間違えると後でかなり面倒な事態になります。

研究所長も、「自宅にもジム並みのバーベルセットを!」と勢いで購入した結果、器具選びで大きな失敗をした事があります。

悪い例として参考になると思いますので、恥を覚悟でご紹介しましょう。

失敗1.ひっくり返るバーベル

バーベルがひっくり返る・・・

幅の狭いバーベルラックを買ったため、バーベルをラックにおいてして片側にウェイトをセットした途端、バーベルが横転してしまいました・・・

失敗2.付け換えられないウェイト

場所がせまくてプレートが換えられない

バーベルの長さを計算して買ったつもりが、ウェイトを付け換えるときにバーベルの横に立つ分のスペースを計算していませんでした。

その結果、ウェイトを付け替える時はその都度バーベルの位置を移動させなくてはなりませんでした・・・

失敗3.滑り落ちるプレート

プレートがすっぽ抜ける・・・

スクリュー式でないダンベルシャフトを買ってしまったため、横にして使った時にプレートが滑り落ちてきた事がありました。
ストッパーでしっかり止めたつもりだったんですが・・・

失敗4.床から持ち上げられないプレート

つかみ所がない・・・

ツルツルでつかみ所の無いプレートを選んでしまったため、20kgのプレートを床に寝かせると持ち上げるのにひと苦労!
いつも何かに立てかけておかなければなりませんでした。

失敗すると処分も大変

トレーニング器具は鉄の塊なので非常に重く、誰かにゆずるにしても運ぶのが大変です。

オークションに出品したとしても、1万円以上の送料がかかってしまうようなこともあります。

大切なお金と時間を無駄にしないために、自宅で筋力トレーニングを行う時は慎重に器具を選びましょう。

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