筋トレに鏡を活用しよう
多くのトレーニングジムでは、館内に大きな鏡が置いてあると思います。
近代的なスポーツジムでは、壁がほぼ全面が鏡になっているような事もあります。
そしてジムに鏡があるのは、なにもポージングの練習をするボディビルダーや容姿端麗なナルシストのためではありません（笑）
自分の部屋で体を鍛えるホームトレーニーも、筋力トレーニングを行う時にはぜひ鏡の重要さを知っておいて下さい。
鏡で筋力トレーニングフォームを確認
人間には重心の状態を判断するバランス感覚や関節の曲げ伸ばしの状態などを感じる「深部感覚」というものを持っています。
このため、鏡で確認しなくても「自分の体がどっちに傾いているか？」「自分のヒザがどれくらい曲がっているか？」ということを大まかには知ることができるのです。
しかし、それはぼんやりと分かるというだけで、正確に把握するにはどうしても目で見て確認する必要があります。
自分の感覚だけでトレーニングしていると、知らず知らずのうちにフォームが崩れていることも多いものです。
それを防ぐために、鏡の近くでトレーニングするわけです。
これなら一目瞭然。
左右のバランスが崩れていたり、イメージしているフォームと違っていれば、鏡の中自分の姿を見てすぐに気付くことができるでしょう。
目で見て問題があると思った部分を修正して、さらに鏡の前で筋力トレーニングを行ってそれを確認する・・・この繰り返しで理想的なフォームに近づいていくことが出来ます。
逆に間違ったフォームが定着してしまうと、後々苦労することになりかねません。
筋肉の動きも確認できる
筋肉がどのように動いているかを視覚的に確認する事は、特定の筋肉に意識を集中する上で大きな助けになります。
しかし、ショルダープレスやフレンチプレスなどの種目で、いちいち首をひねって三角筋や上腕三頭筋を見つめていたら、かなりおかしなフォームでトレーニングすることになってしまうでしょう＾＾；
さて、そこで鏡の登場です。
正面に鏡を置いて筋力トレーニングを行えば、体勢を崩さずに筋肉の状態を確認することが可能になります。
ただし、背中の筋肉に関しては合わせ鏡が必要になってしまいますが・・・
自宅でのトレーニングに適した鏡とは
普通に筋力トレーニングを行うだけなら一般的なスタンドミラーなどでも問題ありませんが、体全体を写すには出来るだけ大きな鏡を用意するのが理想です。
なお、ホームジムに置く鏡は、万が一何かがぶつかって割れても怪我をしにくいように、飛散防止フィルム加工されたものを使うようにした方がいいでしょう。
（管理人へのご連絡は不要です）
