ダンベルの選び方

筋肉を鍛えるためのダンベルはトレーニング器具の中でも最も用途の広い器具と言えるでしょう。
種類やメーカーも豊富で色々な商品が売られています。

もちろんどのメーカーのダンベルを選んだとしても「筋肉が鍛えられない」ということは無いのですが、製品のタイプによってかなり使い勝手が違うのも事実です。

ダンベルシャフトの種類

ダンベルの中心になっている棒状の部分がシャフト。プレートを支え、手で握るグリップとしても使う部分です。

ダンベルシャフトは大きく分けると2つの種類があります。

スクリューシャフトとノーマルシャフト

スクリューシャフト

シャフトの表面に大きなネジ山が刻んであるタイプです。

ネジ式のストッパーでプレートを固定するのでプレートが落ちてしまう可能性がほとんど無く、安全にトレーニングを行う事ができるのが一番の長所です。

ただし、ストッパーをグルグル回転させて装着するので、プレートの交換に若干時間がかかります。

ノーマルシャフト

シャフト自体はツルツルの棒。ストッパーでについているネジの締め付けによってプレートを固定するタイプです。

ストッパーを装着するのにあまり時間がかからないという利点はありますが、少しでもネジが緩むとプレートが落下する危険があるので、基本的に水平にして使う必要があります。

筋トレ器具は安全第一

結論から言うと、ダンベルにはスクリューシャフトを選ぶべきだと思います。

ノーマルシャフトだと振動でネジがゆるんだ時にウェイトが滑り落ちてくる危険があり、ダンベルを横にして行う筋力トレーニング種目を安心して行う事が出来ません。

スクリューシャフトはストッパーをネジ山にはめてグルグル回さなければならないので面倒だと言う意見もあります。

しかし、安全性を考えてストッパーを強く締め付けようとすると、以外に手間がかかるものです。

プレートの種類

プレート選びも快適にトレーニングを行う上ではとても重要です。

なお、ダンベルとバーベルはシャフトの太さが同じならプレートを共用できるので、ダンベル用プレートの購入を考えている方もこちらを参考にして下さい。

スチールプレート

スチールプレートとグリップ付きスチールプレート

左は表面が金属製の標準的なプレートです。 凹凸が無いタイプのプレートを床に置いてしまうと、持ち上げるのに苦労したりします(笑)

一方、右側はスチールプレートにグリップ用の穴が開いているタイプです。
プレートを交換する時に持ちやすく、種目によってはプレートを直接手で持って筋力トレーニングを行うことも可能です。

ラバープレート

ラバープレートとグリップ付きラバープレート

左側の写真は金属のプレートの表面を、ただゴムで覆ったものです。
スチールプレートと比べると少しだけ割高ですが、これだけでも持ちやすさ、安全性はかなりアップします。

更に右側は、ラバープレートにグリップ用の穴が開いているプレートです。
プレートだけを持ってトレーニングするような場合は、非常に持ちやすくてオススメです。

プレートの選び方

自宅で使うことを考えるなら、表面がコーティングされたラバープレートのグリップ付きタイプをオススメします。

値段だけを考えるならスチールタイプも悪くはありませんが、プレートは一度買ってしまうと処分するのも大変なので、長い目でみて使いやすさと安全性を重視すべきだと思います。

ラバータイプなら転がして移動しても床にキズが付きませんし、グリップ用の穴があるかによって持ちやすさは驚くほど違います。

当研究所のオススメダンベル例

価格と性能の両方から考えて、当研究所がオススメできるダンベルを以下に紹介しておきます。

色や形がそれぞれ異なりますのでダンベル選びの参考にしてください^^

スチールダンベル
ラバーダンベル
クロームダンベル
ラバーダンベル
表面がメッキ加工されたクロームダンベルの例です。
見た目を重視するなら、こういうものを選ぶのもいいでしょう。
トレーニング器具には珍しい、5色のカラーが用意されているラバーダンベルです。別のメーカーの器具と合わせて使う場合にも色を合わせやすそうです。

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