運動・栄養・休養の基本
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それでは、超回復に必要な要素についてもう少し細かくみていきましょう。
超回復には運動・栄養・休養が必要
前ページでの超回復に関する解説ですでに気づいている方も多いと思いますが、超回復つまり能力アップをするには運動と栄養、それに十分な休養が必要です。
この3つのうちどれかが1つでも足りないと、その要素が足を引っ張ってしまうので進歩が止まってしまったり、蓄積されたダメージを回復することが出来ずに逆効果になってしまうこともあるのです。
イメージとしてはこんな感じです↓
能力はボールのような形をしていて、どれか1つでも足りない要素があると、その部分に転がり落ちてしまう・・・もったいないですよね。
運動:目的に合わせる事が大事
第1の要素、運動についてはその内容と強度(どれだけハードな運動か?ということです)を目的に合わせて調整する事がとても大事です。
超回復に関するコンテンツでも触れたように、運動は能力アップのために行うためのものですから、あんまり楽すぎると刺激にならないし、逆に必要以上にハードにやっても能力がアップしないだけでなく、怪我の可能性が高くなります。
また、効果があると思った方法に実は効果がなかった・・・なんて後で知ったら、それこそ”くたびれもうけ”ですから、思いつきだけで行動せずに、効果的なトレーニング・運動の方法についてもちゃんと知っておく必要があります。
具体的な方法については次の項目から解説していますのでもうちょっと待っていて下さいね。
栄養:タイミングと内容に注意
超回復は新しい体の組織が作られたり、傷ついた組織が補強されたりする事で起こります。
そのためにトレーニングをしている場合は新しい組織を作るために通常の生活+αの栄養補給が必要になってきます。
栄養補給といっても、ただ沢山のエネルギーを摂っても意味が有りません。
鉄筋のビルを建てるのには木材ではなく鉄骨が必要になる様に、摂取する栄養の種類も重要です。だから栄養の知識も必要になってくるんです。
それともう1つ、栄養を摂るタイミングも大事です。
体が栄養を吸収しやすくなっている時にしっかり栄養を摂れば効率の良い栄養補給が出来るんです。
栄養の解説と栄養摂取のタイミングは運動メニューの後に詳しく解説したいと思います。
休養:日数と睡眠時間を考える
最後に休養です。
超回復は休養している間に起こるという図が『超回復って何?』で出てきましたよね。覚えてますか?
休養の日数を考える
1回目のトレーニング日から2回目のトレーニング日までの間に何日休みを入れるか?というのが休養の日数です。
個人差もありますが、一般にハードなトレーニングほど必要な休養の日数が増えてきます。
睡眠時間を確保する
休養の日数も大事なんですが、睡眠時間をしっかり取る事がとても重要です。
実はこれが不十分な人がとても多いんです。
確かに毎日忙しいと、どうしても睡眠時間を削ってしまいがちですよね。
でも、睡眠時間は最低6時間、強度の高いトレーニングを行うなら8時間は必要だと言われています。
健康のためにも生活習慣を整えてしっかりと休養を取る必要があります。
疲れていると集中力が落ちてトレーニングにも身が入らなくなりますからね。
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