ダイエット初期に感じるストレス
「絶対痩せてやる！」と勢い込んでダイエットを初めてみたものの、どうしてもやる気が続かなかったり、運動や食事メニューに飽きてしまうということはよくあります。
いや、むしろ何となく嫌になってしまうとか飽きてしまうという現象は、ダイエットの失敗原因の多くを占めていると言ってもいいかもしれません。
これらに対向するために、知っておいていただきたい情報をまとめておきます。
一歩踏み出すことの難しさ
まず、多くの方がダイエットを始めて2～3日、あるいは一週間とか2週間という段階で、大きなストレスを感じると思います。
これは「心の停滞期・心のリバウンド」にも書いたように、人間の心理が「現状を維持しよう、新しいことは始めたくない」という性質を持っている事が原因です。
そして、知っておいて欲しいのは、ダイエットを始めて間もない頃に感じるストレスは特に大きいということです。
自転車をこぎ出す時と同じで、勢いがつくまでが一番大変なのです。
思い出してみて下さい。
誰でも進学や転校などで新しい学校に脚を踏み入れるとき、就職や転職、転勤などで新しい職場に出向くときは、不安な気持ちを感じたことがあると思います。
新しい環境に馴染むまでは、何となく落ち着かなかったり、朝学校や職場に向かうことが憂鬱だったりしたでしょう。
楽器の練習や英語の勉強などにしても同じこと。
始めたばかりの頃は「ごく普通に」こなしている周りの人々がまるで超人のように見え「はたして自分も同じようになれるのだろうか？」と考えてしまったりするわけです。
繊細な神経の持ち主なら、慣れない環境に飛び込む前は夜も眠れないくらい不安になっりしたかも知れません。
それくらい人間の心は、新しい環境に慣れることに対してストレスを感じるものなのです。
「はじめの一歩」のストレスは一時的
しかし重要なのは、その辛さはあくまでも一時的な物であるということ。
新しい学校や職場に感じたストレスも数カ月後になって思い返してみれば「なんであんなに不安だったんだろう？」というくらい小さくなっているのが普通でしょう。
今までの人生で、あなたが「慣れていない」せいでストレスを感じたこと。
そのストレスが、今もあなたにつきまとっているかどうかを考えれば、第一歩のストレスがやがて消えていくものであることはわかって頂けると思います。
それを事前に意識しておくだけでも、ダイエットで挫折する確率は大きく減らせるのではないでしょうか。
（管理人へのご連絡は不要です）
