最適な筋トレ強度と量を見つけるには

本気で強くなりたかったら、どんな風にトレーニングすればいいのか?

これはなかなか難しい問題です。

根性論が大好きな人なら、
「とにかく肉体の限界までウェイトを上げ続ける!」
というのが最良の方法だと言うかも知れません。

確かに、鼻歌交じりで楽にできるメニューをこなしていても筋力は上がらないでしょう。

多少苦しくても、それを乗り越えて強くなりたいと思う気持ちは大事です。

でも、本当の意味で「最高に強くなる方法」を追求するなら、もう一歩進んだ考え方が必要になると思うのです。

最適な強度はどれくらい?

筋トレに使う重量が重ければ、それだけ体にかかる負担は大きくなります。

だから高重量でのトレーニングをする場合、軽目の重さでやるよりも長めの休養期間を取るのが普通です。

逆に比較的軽めの重さなら、次の筋トレ日までの間隔は高重量の場合に比べて短くなります。

また、当然ですがトレーニングの量によっても体へのダメージの度合いは変わってきます。

同じ重さでベンチプレスを1セットと5セットなら、当然5セットのほうが体への負担は大きいわけです。

では、どれくらいの重さで、どれくらい疲れるまでやるのが最も効果的なのか?

最適な筋トレ負荷と量はどれくらい?

高重量で少ないセット数にして、短い休養期間で次のトレーニングをするのか?
高重量で多いセット数にして、長い休養期間で次のトレーニングをするのか?

あるいは・・・

低重量で少ないセット数にして、さらに短い休養期間でトレーニングするのか?
低重量で多いセット数にして、そこそこの休養期間でトレーニングするのか?

実際のところ、どの方法が最適か?というのは、人によって違ってきます。

これについては、自分自身で色々と試してみて、最適なポイントを見つけるしかないのです。

筋トレ効果以外の大切な要素

そして、強度や量と効果の関係を知ることには、筋トレを長く続けていく上で大きな意味があります。

なぜなら、労力に対しての効果の大きさを知ることができれば「余計な苦労」をしなくていいからです。

例えば、今50kgで5セットやっている人が、実は3セットでも同じ効果が得られるということが分かったとしたらどうでしょう?

毎回限界までトレーニングしなくても、場合によっては筋肉痛にすらならない程度の筋トレで切り上げたとしても、限界まで必死にトレーニングした場合と効果がほぼ同じだったとしたら・・・?

強度や量を調整することで、肉体的・精神的な負担を大きく減らすことができるはずです。

「限界まで自分を追い込まないと気がすまない!」
というタイプの人も、末永く筋トレと付き合っていくために、筋トレと効果の効率について考えてみてほしいと思います。

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