ダイエットで脚を細くするために
脚が太くなる原因には、前回の「脚が太くなるダイエットとは?」で解説したむくみ(水太り)の他にもいくつかの要因があります。
それぞれの原因と対策などについてまとめてみましょう。
筋肉太り
これはスポーツなど筋肉が太くなったり、その太くなった筋肉の間に脂肪が入り込んだりすることで起こる「脚太り」です。
皮下脂肪だけで太っている場合と比較すると、触ったときの感触が固いという特長を持っています。
筋肉で太くなってしまった脚を細くしたい場合は、例えばスクワットなどをやり込んだりすると脚の筋肉が維持されてしまい、なかなか効果が出なかったりします。
このような場合は脚の筋トレは最小限に、有酸素運動を行う場合もエアロバイクやゆっくりとしたペースのジョギングやウォーキングを選ぶようにして、筋肉への負荷を小さめにすることが重要です。
なお、スポーツをしていた人が運動を止めると「筋肉が脂肪に変わる」などと言われていますが、「筋肉は脂肪に変わる?」にも書いたように筋肉が脂肪に変わることはあり得ません。
筋肉の中には入り込むことはありますが、これらについては運動と食事制限によって他の脂肪と同じように減らすことが可能です。
脂肪太り
これは一番単純で、単純に脚の部分に皮下脂肪が付いていることによって脚が太くなっている状態です。
この場合、皮膚の表面に近い部分に脂肪が蓄積されているので、指でつまんだ時に、脚の表面が比較的柔らかい(つまみやすい)という特長があります。
もしもこれだけが原因である場合、解決法はごく簡単。
正しい運動と食事制限さえ行えば、全身と一緒に脚も細くなって行くでしょう。
複合要因の可能性も考える
ここまでにいくつかの「脚太り」の原因と、その対策について紹介してきましたが、脚が太くなる原因は必ずしも一つとは限りません。
例えば運動不足によって脚が太くなっているのなら、脂肪太りとむくみが重複して起こっている場合もあるわけです。
そうすると、食事制限などである程度は脚を細く出来ても、根本的な原因(この場合は筋肉の衰え)を解消しない限りは、完全な脚やせを達成できないでしょう。
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